7月の任期満了に伴う参議院選挙の鹿児島選挙区について、立憲民主党県連は自民党現職の尾辻秀久さんの三女・尾辻朋実さんを推薦することを決めました。
(立憲民主党県連 柳誠子代表)
「尾辻朋実さんを擁立することを決定した。全会一致です」
尾辻朋実さんは鹿児島市出身の43歳です。
今期限りでの引退を表明した自民党の尾辻秀久前参議院議長(84)の三女で現在、公設秘書を務めています。
定数1の参議院鹿児島選挙区を巡って、尾辻さんは去年、自民党県連が公募した公認候補予定者の選考から漏れ自民党は元職の園田修光さん(67)を公認とすると決めました。
尾辻さんは立憲民主党の推薦を受け無所属で立候補する意向を示していました。
立憲民主党県連は13日の常任幹事会で、尾辻さんの推薦を決めました。
川内博史選対委員長は去年11月、尾辻さんに立候補を打診したことを明らかにし、野党候補の一本化を目指す考えを示しました。
(立憲民主党県連 川内博史衆議院議員)
「野党の信頼の厚い尾辻秀久氏の思いを継ぐ、その意志をつないでいく朋実さんは私たちと向いているところが同じ」
推薦は党本部で14日開かれる常任幹事会で、正式に決まる予定です。