南薩地域で栽培されているかごしまブランド「きんかん春姫」の出発式が南さつま市で開かれました。
糖度16度以上などの基準をクリアした「きんかん春姫」。南さつま市、南九州市、枕崎市で生産され、かごしまブランドの認証を受けています。
本格的な出荷シーズンを迎え、南さつま市加世田で出発式が開かれました。今シーズンは夏の猛暑で生育が遅れたものの、甘さと酸味のバランスの良いきんかんに仕上がったということです。
生産量は昨シーズンより8トン少ない124トンを見込んでいますが、市場の取引価格は、1キロあたり900円と、昨シーズンより100円ほど高くなっています。
(JA南さつま果樹部会 内門章一部会長)
「いろんな気象条件が重なって非常に数量の少ない年になった。食べた時さわやかな甘さで非常においしいのでぜひ食べてほしい」
「きんかん春姫」は3月上旬まで東京、大阪などを中心に出荷されます。