日本や韓国などの大学生らが徳之島を訪れ、互いに交流を深める「徳之島国際ユースキャンプ」がありました。
これは、シンクタンクである「東京大学先端科学技術研究センター」が開いたもので、昨年度に続き2回目です。戦争の記憶を伝え、互いに理解を深めるのが目的です。
今回はボスニア・ヘルツェゴビナの3つの大学と、韓国、それに日本からは東京大学と慶応義塾大学の学生、12人が徳之島に1週間滞在。島の戦後の歴史や自然、暮らしなどを学びました。
そして、小中高校生らと交流しました。
(ボスニア・ヘルツェゴビナの学生)
「ここから長寿世界一の人が2人出たということを聞いて、滞在してみて素晴らしい気候と人々、健康的な食べ物があり、この島だったら長寿になると思った」
(参加者)
「来た国の人たちの戦争があって、自分たちは戦争を経験していないから、日本でいま生きているのがいいなと思った」
(東京大学大学院 西村明准教授)「島のことを学びながら、互い友情を深め、手応えを感じた」