あさって18日から「大学入学共通テスト」が行われます。島に試験会場がない種子島と屋久島の高校生が16日、鹿児島市に入りました。
南ふ頭に到着した高速船。種子島と屋久島の高校生、およそ50人がキャリーケースを持って続々と降り立ちました。
種子島と屋久島には大学入学共通テストの試験会場がないため、生徒は鹿児島市の会場で受験します。
(種子島高校)「(本土は)寒い。カイロをいっぱい持ってきた。、諦めずに最高得点を出せるよう頑張りたい」
(屋久島高校)「親に頑張って来いよと言われた。緊張して実力が出せないことがないようにしたい」
こちらの生徒は、友達が手作りしてくれたお守りを身に着け、受験に臨みます。
(屋久島高校)「『がんばってね』と。うれしかった。全力を尽くして頑張る」
島を出る前に、家族と勝負飯を食べたという生徒は。
(種子島高校)「カツを食べた。受験に勝つ。後悔のないようにやりたい」
しかし、大事な物を忘れてきたことに気が付いたようで・・・
(種子島高校)「お守り・・・家に置いてきた、忘れてきた。親や祖父からもらった。実力で頑張る」
大学入学共通テストはあさって18日から鹿児島大学など県内14の試験会場で、5764人が受験する予定です。