鹿児島市のマリンポートかごしまと鹿屋港を結ぶ高速船の定期航路が来月1日に開設されることになりました。薩摩半島と大隅半島を結ぶ定期航路はこれで4つ目となります。
来月1日、マリンポートかごしまと鹿屋港の間に就航するのは、小型高速船「なんきゅう8号」です。
運航する鹿児島市の「なんきゅうドック」によりますと、去年10月に九州運輸局から運航の許可を受けたということで、毎日朝と夕方の1日2往復運航し、片道30分ほどで結びます。
「なんきゅう8号」は60人乗りで、運賃は片道1800円、8枚つづりの回数券を1万800円で販売する予定です。また、自転車を1台300円で積むことができます。
なんきゅうドックの今村弘彦会長は「錦江湾を通る新たな航路を通じて観光を盛り上げたい。通勤、通院でも利用してほしい」とコメントしています。
薩摩半島と大隅半島を結ぶ定期航路は桜島フェリー、鴨池・垂水フェリー、山川と根占を結ぶ「フェリーなんきゅう」に続いて4つ目です。