自民党県連は18日、次の衆院選に向けて、去年2区で当選して入党した三反園訓さんを県全体の支部長に、敗れた保岡宏武さんを2区の支部長とすることを決めました。
(自民党県連 森山裕会長)「三反園さんを鹿児島県衆議院支部長に、保岡さんに鹿児島県第2区選挙支部長に就任してもらう」
去年10月の衆院選鹿児島2区では当時、無所属だった三反園訓さんが自民党公認の保岡宏武さんらを破って2期目の当選を果たしました。
三反園さんは今月、自民党に入党し、保岡さんとともに、次の衆院選に向け、党の公認候補になる上で前提となる2区の支部長就任を希望していました。
こうした中、自民党県連は18日、会合を開き、三反園さんを県全体の衆議院支部長とし、保岡さんを2区の支部長とすることを決めました。
県全体をエリアとする衆議院支部長のポストを設けたのは初めてで、いずれのポストも「優劣はない」としています。
(自民党県連 森山裕会長)「(次期衆院選)公認候補は両者の活動状況や地域事情を踏まえて、総選挙時に当選確実な人を充てるものとする」
どちらを公認するかについては、今後の政治活動などから判断するとしています。