春の陽気から『大気の状態が不安定』へ
きょう２０日（月）は一年の中でもっとも寒い頃とされる『大寒』ですが、寒さが緩み暖かい一日となりました。
きょうの最高気温は、
東京都心１３．９℃（３月中旬並み）
横浜市１３．５℃（３月中旬並み）
さいたま市１４．２℃（３月中旬並み）
千葉市１４．３℃（３月中旬並み）
甲府市１３．９℃（３月上旬並み）
日立市１３．１℃（３月下旬並み）
まで上がりました。
地上は暖かくなったものの、上空の気温が低いため、大気の状態が不安定になっています。いたるところで雷雲が発生し、今夜の関東地方では雨だけでなく、雷が鳴る所もあるでしょう。関東地方の雨雲シミュレーションは画像で掲載しています。
【雷と突風及び降ひょうに関する 関東甲信地方 気象情報】発表
東京管区気象台は、関東甲信地方に「雷と突風及びひょうに関する気象情報」を発表しました。関東地方と伊豆諸島では、２１日明け方にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうに注意してください。
［気象概況］
関東地方と伊豆諸島には、高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また、上空には寒気が流れ込む見込みです。このため、関東地方と伊豆諸島では、２１日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
［防災事項］
関東地方と伊豆諸島では、２１日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
雨のシミュレーション
関東地方の雨雲シミュレーションは画像で掲載しています。天気の急変に注意しましょう。東京や埼玉、栃木、茨城などで雨雲が予想されています。埼玉、栃木、千葉では一部でやや強い雨が予想されている時間帯があります。