福岡で19日に開かれた選抜女子駅伝北九州大会。神村学園が総合優勝で大会3連覇を果たしました。
実業団と高校生のチームが同じ27.2キロを競う、選抜女子駅伝北九州大会。一般は5区間、高校生は6区間でたすきをつなぎました。
鹿児島県関係では、高校の部に2連覇の神村学園、そして鹿児島高校が。一般の部に京セラと鹿児島銀行が出場しました。
高校の部、1区で神村が5位、鹿児島は8位でたすきをつなぎます。続く2区で、神村はムトニ・マーガレットが区間賞の走りで先頭に。鹿児島も神田が4人を抜いて4位に浮上します。
しかし3区で、都大路4位入賞の立命館・宇治が猛追。神村は首位を譲ります。それでも4区、神村の3年・黒神が区間新記録の走りで11秒差の立命館に追いつき、首位を奪い返します。
神村はそのまま差を広げ、高校の部3連覇を達成。鹿児島は2区以降、順位を落さず、4位となりました。
(神村学園 小倉陽菜選手)「沿道のみなさんが神村ファイトと、大きな声でたくさん声をかけてくださり、すごく自分の力になり、優勝できたことは最後の集大成としてよかった」
一般の部では京セラが最終区で逆転し、22年ぶり2回目の優勝を果たしました。鹿児島銀行は10位でした。