バレーボール・Vリーグのフラーゴラッド鹿児島は18日、19日の2日間、ホームで奈良と対戦しました。エース・長友にとっては、19日が節目のゲームでした。
「チームの旗や、ユニホームを着たファンが集まり、会場は大いに盛り上がっています。今季初の7連勝を目指す戦いが始まります」
西地区3位のフラーゴラッドは、8位・奈良と連戦。
19日の第2戦、この試合で「Vリーグ栄誉賞」の表彰基準、通算230試合出場を達成した長友が、かたいブロックに強烈なアタック。序盤から得点ランキング・リーグ1位の実力を見せつけ、リードします。その後も長友が攻守においてチームを引っ張り、第1、第2セットを奪います。
迎えた第3セット。ミスが続き、初めてリードを許しますが、得点ランキング2位の笠利のスパイクで1点差に迫ると、3枚ブロックで追いつき、逆転。終盤には、けがから5試合ぶりに復帰した古井がコートに入ってチーム力で3セット目も奪い、ストレート勝ちしました。
そして、試合の後、通算230試合出場を果たした長友選手の表彰が行われました。
(長友優磨主将)「今も大好きなバレーボールを仕事としてできているのが本当に幸せ。自分にお疲れさまでしたと言う日が来るまで、跳び続けたい」
長友を中心に、今季初の7連勝を果たしたフラーゴラッド。リーグ優勝に向けて勢いをつけました。
次の試合は来月15日、16日。アウェーで西地区4位・大阪のきんでんと対戦です。