三島村の硫黄島で19日発生した山林火災は今も延焼中で、自衛隊などによる消火活動が続いています。
21日朝、硫黄島で撮影された映像です。
山からうっすらと煙があがり、自衛隊のヘリが消火活動にあたっています。
三島村などによりますと19日正午前、三島村硫黄島の岬橋付近で煙が出ているのに駐在所の警察官が気づきました。
橋の近くの草やぶから出火したとみられ、これまでに山林およそ5000平方メートル以上が燃えたということです。
火の勢いは弱まっていますが、およそ48時間たった今も鎮火には至っていません。
島には125人が住んでいますが、これまでにけが人や被害の情報は入っていません。
三島村は災害対策本部を立ち上げ、大山辰夫村長や職員9人が島に入り情報収集などにあたっています。
また、応援要請を受けた鹿児島市など県内5つの消防から隊員27人と消防車など8台が20日島に入り、現在、消火活動に加わっています。