鹿児島・大隅半島の錦江町では、大根のやぐら干しのライトアップが先週行われ、撮影してきました。
錦江町神川の宿利原地区では、この時期、冷たく乾燥した季節風を利用して、漬物用の大根のやぐら干しが行われています。10日ほど風にさらすと、水分が抜けて味が凝縮され、美味しい漬物になるんだそうです。
この宿利原地区では今月16日~18日、冬の風物詩・大根やぐらのライトアップがありました。今年は9基のやぐらが色とりどりのLEDライトで照らされ、あたりは幻想的な雰囲気に包まれました。
地区では農家の戸数が減り、年々やぐらの数も減ってきているということですが、地域の方々の冬の風物詩を守りたいという熱い思いも感じました。
ライトアップは終わりましたが、大根やぐらの風景は来月中旬まで見られそうです。
撮影:MBC気象予報士 亀田晃一