第十管区海上保安本部は23日定例会見を開き、去年、県内で発生した船舶事故は前の年よりおよそ3割増えた83件だったと発表しました。
第十管区海上保安本部によりますと、県内で去年、発生した船舶事故は前の年より18件多い83件で死者は2人でした。また、マリンレジャーなどによる人身事故は、前の年より27人多い113人でこのうち死者・行方不明者は42人でした。
船舶・人身事故ともに増加した要因について十管本部は「現在、分析中」とした上で、「ライフジャケットを着用せず海に転落する事例も多い」とし、着用徹底を呼びかけました。
また、海で事件・事故が発生した場合は「118番に通報してほしい」としています。