薩摩川内市は、メールの誤送信により37人の個人情報が流出したと発表しました。
薩摩川内市によりますと21日午前11時半ごろ、市内で開催する小学生向けの学習会の案内メールを職員が参加者に送信した際、本来はほかの送信先が分からない「BCC」で送るべきところ、誤って送り先が分かる状態で送信したということです。送り先の37人が互いの学校名や学年、名前やメールアドレスを見られる状態でした。
メールを受信した人から「全てのメールアドレスが見られるようになっている」と市に連絡があり発覚したもので、学校教育課は23日までに37人全員に謝罪とメールの削除を依頼しました。
これまでに被害の情報は入っていないということです。
学校教育課の中津朋広課長は「複数職員での確認を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。