来月14日はバレンタインデーです。鹿児島市の山形屋では、チョコレートを集めたフェアが23日から始まっています。多様化するバレンタイン。今年は、作り手の物語やストーリーを添えた新たなチョコも登場しています。
23日から始まった山形屋のバレンタインコレクション。国内外で人気のチョコレートなど92ブランド、およそ900種類が並びます。
(訪れた人)「きょうにあわせて休みをとって来た。自分用と家族みんなで食べる用。予算はカゴに入れた分だけ」
中でも人気を集めていたのは、商品にストーリーを添えたチョコレートです。こちらは、「風と遊ぶ野の花」や「いたずらリスの毬栗」と名づけられたチョコ。絵本の世界から飛び出してきたような、かわいらしいデザインです。
今年初出店したブランド「喫茶ペンギン」は、1つ1つのチョコに喫茶店主の旅先での日記を添えて、ストーリー性をもたせています。
そして、今年は新たなコラボ商品も。こちらは、神戸のゴンチャロフ製菓とサクマいちごみるくがコラボした「いちごみるくトリュフチョコレート」です。
(レポーター)「見た目もキャンディーのようでかわいらしいです。あのいちごみるくキャンディーがチョコレートになった味わい。ホワイトチョコからシャリシャリとした果汁感も広がります」
ほかにも人気キャラクターや世界的名画とのコラボ商品もあり、訪れた人たちはユニークなデザインを楽しんでいました。
(訪れた人)「目玉焼きとかハンバーガーの形とか、変わっていて、かわいい」
本命チョコだけでなく、義理チョコや自分へのご褒美など、需要が多様化するバレンタイン。
山形屋では去年、過去最高の売上げを記録し、今年はこれをさらに上回る2億7000万円の売上げを目指しています。
山形屋のバレンタインコレクションは、来月14日まで開かれています。