幸せそうな新郎新婦ですが…実はふたりは高校生。学校で接客を学ぶ生徒たちが模擬披露宴を開きました。
模擬披露宴を開いたのは、鹿児島城西高校ホテル観光科の3年生15人です。
生徒たちは学校で接客やマナーなどを学んでいます。去年の春から披露宴の構成や演出を考えてきました。教室を会場に仕立てて、保護者や実習先のホテル関係者が招待されました。
披露宴を彩るのは2組の新郎新婦たち。ドレスも生徒の手作り、そしてメイクも担当しました。
披露宴の内容は詳しく知らされておらず、娘のドレス姿に涙を流す保護者の姿も。
日ごろの感謝を気持ちを込めた手作りの披露宴。飲み物の準備やケーキの配膳など、授業や実習で学んだことを披露しました。
(前園珠菜さん)「実習でお世話になった方にきていただいたので、どのような形で良く見せようかや、実習で学んだことを活かせるようになど、考えるのが難しかった」
(前園さんの母親)「家でも相談に乗ったり、頭をフル回転させていたのがきょう発揮できたと思う」
(林るつさん)「2年生や1年生も協力してくれて、すごく成功したと思う」
最後にこの春、新しい道へと進む生徒たちの明るい未来を願って、全員で風船を空に飛ばしました。