姶良地域の畜産農家が集う畜産振興大会が25日、霧島市で開かれました。
大会は畜産農家を応援しようとJAあいらが開いたもので、牛の生産農家を中心におよそ300人が集まりました。冒頭、JA鹿児島県経済連の担当者から飼料高騰のほか、牛肉の消費量が減り価格が低迷していることなど厳しい現状が説明されました。
また、応援に駆けつけた自民党の森山裕幹事長が登壇し、BSE=いわゆる狂牛病が発生した2001年以降、日本からの輸入を止めている中国への輸出再開に向けた取り組みなどを報告しました。
(自民党 森山裕幹事長)「間違いなく安定した経営をしていただける時が来ると思うので頑張り抜いてほしい」
(JAあいら 中條秀二組合長)「この勢いが農業のすべての品目につながっていけばいい」
最後は再来年の8月に北海道で開かれる全国和牛能力共進会で「再び日本一を目指そう」と宣言し大会は終了しました。