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鹿児島県内上空に強い寒気 薩摩、大隅地方の山地で5センチ 平地で1センチ降雪おそれ

MBC南日本放送 2025年1月28日 15時53分

薩摩、大隅地方の山地では29日にかけて大雪となるおそれがあり、積雪や凍結による交通への影響に注意が必要です。

九州南部では28日、上空およそ1500メートルにマイナス6度以下の寒気が流れ込む見込みです。

この影響で28日朝の最低気温は、霧島市で1度、伊佐市で2.4度など県内各地で冷え込みました。

霧島市牧園町の温泉街では建物の屋根などにうっすらと雪が積もり、子どもたちは雪が降るなか元気に登校していました。

(子どもたち)
「雪だるまを作って遊びたい」
「久しぶりに雪が降ってうれしい」

そして、鹿児島市でも…

(記者)
「桜島には雲がかかっていますが、時より雲の切れ目から雪化粧した姿を見せてくれます」

桜島は28日、冠雪し山頂付近で雪化粧した山肌が見えました。

(中国からの観光客)
「すごく綺麗、大好きです」

こちらは鹿児島市上福元町で午前11時ごろ撮影された映像です。5分ほどあられが降りました。

積雪や凍結の影響で、霧島市の山間部では県道104号と480号の一部の区間で、チェーンなどのすべり止めが必要となっているところがあります。

▼県道104号の新湯三差路と高千穂河原の間
▼県道480号の市道永池湯之野線三差路と高千穂河原の間

寒気はこのあとも強まる見込みで、29日正午までに予想される雪の量は薩摩、大隅地方の標高200メートル以上の山地と高台の住宅地で5センチ、平地で1センチです。

気象台は積雪や路面凍結などに注意するよう呼びかけています。

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