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薩摩、大隅地方 29日は大雪のおそれ 山地で5センチ・平地で1センチ

MBC南日本放送 2025年1月28日 19時24分

薩摩、大隅地方の山地ではあす29日にかけて大雪となるおそれがあり、積雪や凍結による交通への影響に注意が必要です。

九州南部では28日、上空およそ1500メートルにマイナス6度以下の寒気が流れ込む見込みです。この影響で28日朝の最低気温は、霧島市で1度、伊佐市で2.4度など、鹿児島県内の各地で冷え込みました。

霧島市牧園町の温泉街では、建物の屋根などにうっすらと雪が積もり、子どもたちは雪が降るなか、元気に登校していました。

(子どもたち)「雪だるま作って遊びたい」「久しぶりに雪が降ってうれしい」

そして、鹿児島市でも…

(記者)「桜島には雲がかかっていますが、時より雲の切れ目から雪化粧した姿を見せてくれます」

桜島は28日、冠雪し、山頂付近で雪化粧した山肌が見えました。

(中国からの観光客)「すごく綺麗、すごく綺麗。大好きです」

こちらは鹿児島市上福元町で午前11時ごろ撮影された映像です。5分ほどあられが降りました。

積雪や凍結の影響で、伊佐市の国道267号の熊本県境までと国道268号の熊本県境まで、霧島市の県道104号と480号の一部の区間で、チェーンなどのすべり止めが必要となっているところがあります。

寒気はこのあとも強まる見込みで、29日正午までに予想される雪の量は薩摩、大隅地方の標高200メートル以上の山地と高台の住宅地で5センチ、平地で1センチです。

気象台は、積雪や路面凍結などに注意するよう呼びかけています。

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