川内原発へのテロ攻撃などに備えて、県警や自衛隊などが警備体制を確認する連絡会議が開かれました。
連絡会議は、ロシアのウクライナ侵攻で原発が標的となったことなどを受け、おととし、原発が立地する13道県に設置されました。
県警や陸上自衛隊など5つの機関が参加した連絡会議の開催は3回目で、今回は初めて川内原発で開かれました。
原発の警備に関する秘密情報を扱うため、会議は冒頭を除いて非公開で行われましたが、県警によりますと、各機関が行うテロを想定した訓練などで、情報共有したということです。
その後、メンバーは施設を視察。
(陸上自衛隊の担当者)
「この(建物の)並びはだいたい原発の中では、おおむね同じ位置にある?」
建物の配置や警備体制について説明を受けていました。
(県警警備課 本村明敏理事官)
「警備の実情・現状を確認できたことが有意義だった。今後も連絡会議を継続して実施していきたい」