鹿児島市で31日、地震などの災害や防災教育について考える会議が開かれ、県内の34の市町村とMBCが参加しました。
会議はMBCの呼びかけで開かれ、県内の34の市町村がオンラインなどでも参加しました。この中で、志布志市からは去年8月に日向灘地震が発生した際の状況や、南海トラフ地震臨時情報への対応について報告がありました。
(志布志市 萩原政彦危機管理監)「どのように情報発信すべきか、いつ起こるか分からない地震・津波と臨時情報の違いがどう受け止められるか、理解してもらうためには志布志市単独でメッセージを送ってよいか難しさを感じた」
また、錦江町からは防災教育として小中学校で行われている、防災グッズの体験やハザードマップの作成が紹介されました。
(錦江町 小瀧弘規防災専門監)「肝心なのはいつも見慣れた自宅周辺や通学路の風景に、災害のときにどんな危険が潜んでいるかという視点でもう一度よく見直してもらう」
市町村やMBCでは会議で出た意見などを今後の防災に役立てることにしています。