南さつま市の回転寿司チェーン「はま寿司」で寿司などを食べた客15人に食中毒の症状がみられ、ノロウイルスが検出されました。保健所は店を2日間の営業停止にしました。
営業停止命令を受けたのは、回転寿司チェーン「はま寿司南さつま店」です。
県によりますと今月26日ににぎり寿司などを食べた2歳から34歳までの男女15人に嘔吐や下痢などの症状がみられたということです。
2歳と7歳の女の子が入院しましたが全員、快方に向かっているということです。
保健所が患者と調理した従業員を検査した結果、6人からノロウイルスが検出されました。
保健所は店が提供した寿司などを原因とする食中毒と断定し、店に対しあす2月1日とあさって2日の2日間、営業停止命令を出しました。店は29日から営業を自粛しています。
ノロウイルスによる食中毒は冬場の発生が多いことから、県は石けんを使った十分な手洗いや、食品の十分な加熱など対策を呼びかけています。