鹿児島港本港区に建設を目指している新体育館の事業費について、県は、当初の313億円を大幅に上回る500億円ちかくを検討していることがわかりました。
県は2029年7月の供用開始を目指し、鹿児島港本港区のドルフィンポート跡地に新しい総合体育館=スポーツ・コンベンションセンターの建設を目指しています。しかし、資材費や人件費の高騰で整備費が増える可能性が指摘されていました。
こうした中、関係者によりますと事業費は当初の313億円から500億円ちかくまで増額し、塩田知事が近く表明することがわかりました。現在、県が所有する体育館と武道館の敷地を売却して事業費を捻出するということです。
増額の要因は資材費や人件費の高騰で、関連する事業費を6月の県議会定例会に提案すると見られます。