日本版GPS衛星「みちびき」を搭載したH3ロケットが、さきほど、種子島宇宙センターから打ち上げられました。
(記者)「H3ロケット5号機は私の後ろ4キロの射場から、轟音とともに打ちあがりました」
H3ロケット5号機は、午後5時半に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
ロケットには、カーナビなどの位置情報精度を高める日本版GPS衛星「みちびき6号」が搭載されています。
「みちびき6号」を、予定している高度394キロの軌道で分離できれば打ち上げは成功となります。
H3ロケットは、H2Aロケットの後継機で、低コスト化を図り、衛星の打ち上げ受注ビジネスで日本が世界で勝ち抜くために開発されました。
初号機は打ち上げに失敗しましたが、2号機以降、3機連続で打ち上げに成功しています。
衛星の分離はこのあと午後5時59分ごろで、注目されます。