過去最多に並ぶ6人が立候補した鹿児島県の西之表市長選挙は2日夜、開票が行われ、現職の八板俊輔さんが3期目の当選を果たしました。
任期満了に伴う西之表市長選挙は、開票の結果、
▼現職の八板俊輔さんが2656票、
▼新人で会社役員の池田恵衣子さんが2074票、
▼新人で元市職員の鮫島斉さんが1016票、
▼新人で会社員の鎌田孝章さんが1016票、
▼新人で医師の三宅公人さんが948票、
▼新人で元市議の濱上幸十さんが803票で、
八板さんが3期目の当選を果たしました。
八板さんは、学校給食の無償化など2期8年の実績をアピールし、若者のUターン支援の強化を訴えていました。馬毛島の自衛隊基地整備については賛否を示していません。
(八板俊輔氏)「馬毛島の基地問題が一番の焦点となったが、賛成・反対の二者択一で解決する状況にないという私の考え方について、一定の理解をいただいたと考えている」
「基地問題についての市民の不安の解消と、期待している市民の期待の充足のために、国に対し、正確な情報をしっかり求めていく」
「(Q.基地整備に伴って物価高、交通渋滞も起きているが?)国全体で取り組まないといけない部分もある。自治体としても、限られた財源だが、対応していきたい」
投票率は71.89%で、4年前の前回を8.28ポイント下回りました。