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大雪 今後の見通しは? 気象予報士解説

MBC南日本放送 2025年2月4日 19時19分

今後、どこで大雪となるおそれがあるのか?詳しい見通しについて、住吉気象予報士の解説です。

4日午後6時頃、大雪警報が薩摩地方の広い範囲に出されました。そして大隅地方にも大雪注意報が出されています。

鹿児島県本土付近のレーダー画面見ていきますと、強い寒気の流れ込みに伴う雪雲や雨雲が東シナ海から次々に県内に流れ込んでいます。

現在の気温は、県本土はほとんどのところが3度以下、鹿児島市も0度台まで下がっています。県本土ではすでに雨ではなく、広く雪となっているとみられます。この後、さらに気温が下がっていきます。

4日夜9時から24時間の雨と雪のシミュレーションです。雪の範囲が薩摩地方を中心にかかります。5日昼前にかけては、鹿児島市や南薩などにも広く雪が予想されています。
午後になると雨の部分が増えてきますが、北薩や霧島などでは雪になる見込みです。

では、どのあたりで雪が多くなりそうなのかご覧ください。5日夕方にかけての24時間降雪量は、薩摩地方の標高の高いところ、鹿児島市周辺の峠道も10センチ以上の表示となっています。また、鹿児島市街地でも5センチ以上という表示が出ています。

この降った雪は一部解けますので、全てが積もっていく深さになるということではありませんが、5日の朝は鹿児島市中心部でも積雪の恐れがあります。
十分な注意、警戒が必要です。

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