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今季一番の強い寒気 薩摩大隅地方であす6日にかけ大雪おそれ 交通障害など注意

MBC南日本放送 2025年2月5日 16時7分

薩摩地方に出されていた大雪警報は5日昼前に解除されました。ただ、寒気はしばらく居座る見込みで、6日明け方にかけ大雪に注意が必要です。

九州南部ではこの冬一番の強い寒気が流れ込み、薩摩、大隅地方では6日明け方にかけて大雪となるおそれがあります。

6日正午までの24時間の降雪量は、薩摩地方の山地で10センチ、平地で5センチ、大隅地方の山地で5センチ、平地で1センチと予想されています。

(記者)「鹿児島市吉野町、今雪は降っていませんが、地面に雪が積もっている」

鹿児島市の高台ではバスが運休したため、歩いて職場に向かう人もいました。

(歩いて通勤)「(吉野町から)天文館なので1時間半も歩けば着く。1年に1回か2回だからしょうがない」

JRなど鉄道は鹿児島本線の一部区間で運休や遅れが出ていますがその他は通常運行です。

(高校生)「(川内駅に)来れるか心配だったが新幹線が動いてよかった」

一方、こちらは霧島市です。温泉をくみ上げる配管にできていたつららは長さ1メートルほど。作業員が凍結した配管に温かいお湯をかけて手入れをしていました。

(作業していた人)「(雪が)かなり降るが今後数日の間にまた何回か作業しに来ないといけない」

この寒気は強弱を繰り返しながら、日曜日ごろまでいすわる見込みです。気象台は積雪や路面凍結による交通障害、農作物の管理などに注意を呼びかけています。

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