この寒さで石油ストーブを使う時間が増えた方も多いかと思います。県内の灯油の平均小売価格は18リットルあたり2400円を超え、高値が続いています。
県内多くの地域で0度を下回り、厳しい寒さとなった5日、鹿屋市のホームセンターでは、灯油を買い求める人が普段の2倍ほどに増えていました。
(灯油を買いに来た人)「石油ストーブが一番暖かい」
県内の灯油の平均小売価格の推移です。
去年10月は2284円でしたが、政府の補助金の縮小にともなって12月以降は急激に値上がりし、3日は2457円でした。原油の輸入価格が下落した影響で、前の週より1円下がり、8週ぶりの値下がりとなりましたが依然、高値は続いています。
こちらのホームセンターでは、仕入れ価格は上昇していますが、値上げ幅を抑えながら販売しているということです。
(ホームセンターきたやま鹿屋寿店 倉内隆志副店長)「(客が)大変込み合っている状況で忙しい。値段がなるべく高く上がらないように、お客様に提供できるように取り組んでいる」
また、3日時点の県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は、191.5円で前の週より0.2円下がったものの、190円を超える高値のままです。
資源エネルギー庁は、県内は「当面は横ばいの傾向が続く」とみています。