鹿児島市の平川動物公園です。寒さに弱いのは、ヒトだけではないようで…。
(記者)「普段はキリンやシマウマなど、サバンナの動物が展示されているエリアですが、寒さの影響でしょうか、その姿は見られません。ダチョウが優雅に歩いています」
キリンやサイなどの動物は、滑ってけがをしないよう、屋内での展示になりました。一方、外で寒さに耐える動物たちも。
体から湯気を出しているようにみえるアシカに、1匹、また1匹と集まり、おしくらまんじゅう状態のマントヒヒ。
こちらのミーアキャットも丸まって震えているよう。そのとなりでは暖をとっているのか、照明の前に立つ愛らしい姿も見せてくれました。
そして、寒さに強い…はずの人気者、ホッキョクグマのライト。もともと北極圏などに生息しますが、飼育員いわくライトは「寒さが苦手」とのこと。
プールに浮かぶエサが入ったポリタンクを取りたいものの、なかなか飛び込めません。飛び込むか、あきらめるか、格闘することおよそ8分。
ようやくエサを手にしたライト。すぐに屋内へと戻りました。
愛らしいライトですが、繁殖のため北海道の動物園に移されることが決まっていて公開は来月下旬までの予定。鹿児島で見られるのもあとわずかです。