姶良市の踏切で6日朝、JR日豊本線の普通列車と軽乗用車が衝突し、軽乗用車を運転していた女性が軽いけがをしました。
事故の影響で、6本の列車が運休するなど、およそ2500人に影響が出ました。
JR九州や警察によりますと、姶良市東餅田のJR日豊本線の錦江駅と帖佐駅の間にある十日町踏切で6日午前7時15分ごろ、都城駅発鹿児島中央駅行きの下り普通列車と軽乗用車が衝突しました。
この事故で、軽乗用車を運転していた姶良市のパート従業員の女性(68)が病院に搬送されましたが、軽傷ということです。
列車の乗客およそ300人にけがはないということです。
列車はおよそ1時間半後に運転を再開しましたが、通勤通学の時間帯と重なり、6本の列車が運休したほか、7本の列車に遅れが出て、合わせておよそ2500人に影響が出ました。
踏切には警報機と遮断機があり、軽乗用車は右後ろ、列車は右前部分が損傷しているということです。
警察の調べに対し、女性は「前方が渋滞していたが、踏切を抜けられると思って発進した」と話しているということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。