薩摩・大隅地方では大雪のおそれはなくなりましたが、雪が残っている地域では、引き続き車の運転などに注意が必要です。7日からは再び強い寒気が鹿児島県内上空に流れ込む見通しです。
6日朝も薩摩地方の山沿いや高台の住宅地などは雪が降り一面真っ白に。屋外の階段は段差がわからないほど雪が積もっていました。
出水市の国道では積雪や路面凍結の影響でトラックがスリップし10台ほどが立ち往生。
(運転手)
「雪が積もったあとに凍っているので滑ってあがらない」
「スタッドレスを履いているがもうだめ。どうしようもない」
タイヤチェーンをつけるドライバーの姿もありました。
Q.手袋は?
(運転手)「びしょびしょなるから余計にしにくい」
県警によりますと、4日から6日朝にかけ、県内ではスリップなどによる交通事故が93件発生しました。
7日からは再び強い寒気が県内上空に流れ込む見通しで、薩摩地方の山地を中心に再び大雪となるおそれがあります。気象台は引き続き、積雪や路面の凍結に気をつけるよう呼びかけています。