いちき串木野市と薩摩川内市の甑島を結ぶ「フェリーニューこしき」が5日、出港の際、岸壁などに2度接触しました。風の影響とみられ、串木野海上保安部が当時の状況を調べています。
フェリーを運航する甑島商船によりますと、薩摩川内市・甑島の里港で、5日午後1時前、出港しようとしていた「フェリーニューこしき」が、岸壁に接触しました。
その後、岸壁から離れようとした際、フェリーの船首部分にある車の乗降口を保護する装置と岸壁側の橋が接触しました、甑島商船は「天候急変による風の影響で船が流された。客や島民に迷惑をかけ、申し訳ない」としています。
フェリーの乗客・乗員にけが人はいませんでした。事故の影響で、「フェリーニューこしき」は6日全便欠航しました。
当時、甑島には雷注意報や波浪注意報が出ていて、串木野海上保安部が当時の状況を調べています。