赤ちゃんを出産後に殺害した疑いで逮捕送検されたインドネシア国籍で19歳の技能実習生についてです。
鹿児島家庭裁判所は7日までに女の身柄を鹿児島地検に逆送致する決定をしました。今後、通常の刑事裁判を受ける見通しです。
鹿児島地検に逆送致されたのはインドネシア国籍で19歳の介護職員の女です。
女は去年12月20日、鹿児島市内の勤務先のグループホームのトイレで、女の赤ちゃんを出産直後に暴行し、殺害した疑いで逮捕・送検されていました。
刑法上の少年事件のため、鹿児島地検が鹿児島家庭裁判所に送致していましたが、鹿児島家庭裁判所は6日、少年審判を開き「出産した赤ちゃんを殺害した重大性などを考慮すると刑事処分以外の措置を相当と認められない」として女を地検に逆送致する決定をしました。
女は今後、起訴され成人と同様に裁判が開かれる見通しです。
これまで警察の取り調べに対し、女は「赤ちゃんを産み落としたことは間違いないが、そのあと記憶がない」と供述し、容疑を否認していました。