大雪のおそれはなくなりましたが強い寒気は9日まで続く見込みです。この寒さで農作物への影響が出ています。
8日の県内は再び寒気が強まり鹿児島市でマイナス0.7度、霧島市でマイナス3.9度など33か所の観測点のうち13か所で今シーズン最低を更新しました。
この寒さと雪で心配されるのが農作物の被害です。
(ジャガイモ農家)「きょうの雪がすぐとけたら大丈夫だが、凍ったら全滅」
長島町ではジャガイモ畑に雪が積もり葉の一部が黄色に変色していました。また、阿久根市の畑では連日の雪の影響でエンドウマメに斑点ができ、農家からは収穫への影響を懸念する声があがっています。
(エンドウマメ農家)「雪がこんなに長く降るとは思わなかった。(収穫量は)半分ないかもしれない」
冬型の気圧配置は9日まで続く見込みで、農作物の管理や路面の凍結など引き続き注意が必要です。