鹿児島県内で火事が相次いでいます。このうち、伊佐市の住宅火災では、焼け跡から1人が遺体で見つかっています。
警察によりますと、9日午後4時前、伊佐市大口篠原の住宅から火が出ました。この火事で、無職・林房子さん(86)の鉄筋コンクリート2階建ての住宅1棟が全焼し、1階の台所付近から1人が遺体で見つかりました。
林さんは1人暮らしで、火事のあと連絡が取れておらず、警察は遺体の身元の確認を進めています。
9日午後10時すぎには、鹿屋市串良町細山田でも火事があり、無職・末満義秋さん(78)の木造平屋の住宅1棟が全焼しました。住宅は借家として使用され、4人が同居していて、出火当時は2人が家にいましたが、逃げ出して無事でした。
いずれの火事についても、警察と消防が詳しい原因を調べています。
※末満さんの「満」は、旧字体