鹿児島港本港区エリアのまちづくりについて考える会合が開かれ、鹿児島県はウォーターフロントパークについて、早ければ来年度末に事業者を公募する考えを示しました。
県は、本港区を北ふ頭、南ふ頭、ウォーターフロントパークなど8つのエリア分け、民間の力を活用してまちづくりを進める方針です。
県は去年、都市開発に関わる企業など18の事業者から寄せられた利活用のアイデアをヒアリングし、12日はその結果が報告されました。
それによりますと、8つのエリアのうち、ウォーターフロントパークについて、新たな交通インフラ整備などの必要がないことから、10の事業者が参画の意欲を示していて、県は、早ければ来年度末に事業者を公募する方針を明らかにしました。
事業者からは、カフェや物産館、ドッグランのほか、サウナやバーベキューが楽しめるグランピング施設をつくる案などが出ているということです。
(県本港区まちづくり推進室 冨宿浩嗣室長)「県民にとって、よりよいウォーターフロントパークになるような開発に結びつけていきたい」
県は今後、事業者に整備手法などについてヒアリングし、公募要領の案を作ることにしています。