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県体育館・武道館 売却益20億円見込む 県、膨らむ新体育館事業費に充てる方針 鹿児島

MBC南日本放送 2025年2月12日 19時20分

県の新しい総合体育館を巡る動きです。事業費が500億円近くに膨らむ見通しの中、県が今の県体育館と県武道館の敷地を売却した場合、あわせておよそ20億円の売却益を見込んでいることが分かりました。

県は、鹿児島港本港区のドルフィンポート跡地に、新しい総合体育館=スポーツ・コンベンションセンターの整備を計画しています。しかし、資材や人件費の高騰などで、基本構想の245億円から313億円に増額されていた事業費が、さらに500億円近くに膨らむ可能性が出ています。

こうした中、関係者によりますと、増額分の財源について、県は今の県体育館と県武道館の敷地を売却して一部を捻出する方針で、売却益は、建物の解体費用を差し引いてあわせておよそ20億円を見込んでいるということです。県は14日、売却益などについて県議会に説明する予定です。

なお、新しい総合体育館を巡っては、県は4年後の2029年7月の供用を目指していましたが、去年、入札が不調に終わり、先行きが明確に見通せない状況になっています。

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