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【写真特集】「ヘイトクライム」に揺れるアメリカ

ニューズウィーク日本版 2015年6月22日 17時0分

 サウスカロライナ州チャールストンの教会で今週日曜、追悼ミサが行われた。先週17日に白人の男が銃を乱射し、黒人9人が殺害された現場だ。ミサには黒人信徒を中心に約400人が参列し、突然の銃弾に倒れた9人の魂を悼んだ。一方教会の外では、白人の地元住民をはじめ多くの人々が集まり、人種間の連帯を訴えた。

 アメリカでは今年、白人警官による黒人の虐待が問題化し、メリーランド州ボルティモアで暴動が発生するなど人種間の緊張が高まっている。今回の乱射事件は、黒人に対する偏見が動機の「ヘイトクライム」と見られ、人種間の対立を煽りかねない凶悪な事件にアメリカは衝撃を受けている。

教会の周りには人種間の連帯を訴える多くの人が集まったBrian Snyder-REUTERS


追悼ミサに参列して悲しみに泣き崩れる信徒の女性David Goldman-REUTERS


追悼集会の会場でも警備にあたる警察官の姿が目立つCarlo Allegri-REUTERS


「どうして銃が教会に入れるのか?」というメッセージを掲げる女性Carlo Allegri-REUTERS


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