世界中のファンたちは、10年待ってようやく、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を祝うことができた。上映時間135分のこのシリーズ最新作は、早くも批評家の称賛を得たばかりか、公開から12日間で世界興行収入が10億ドルを突破する見込みで、映画界の記録を塗り替える数字を叩き出している。
『スター・ウォーズ』シリーズ全体で見ると、数字はもっと大きくなる。PrettyFamous(編集部注:当記事の提供元Graphiqの姉妹サイト)は、ムービーパイロット(MoviePilot)やグレースノート(Gracenote)、マティッシュ(Mattish)、そしてYouTubeのデータを使い、このシリーズの興味深い統計をまとめた。遠い昔、はるかかなたの銀河系で起きた出来事を詳しく知ることのできる統計だ。
『スター・ウォーズ』シリーズ興行収入 | PrettyFamous
まだ推定値だが、『フォースの覚醒』の興行収入約6億5000万ドルは、インフレ調整なしだと、これまでに公開された映画を大きく上回る。これまでの最高額は『エピソード1/ファントム・メナス』が1999年に達成した約4億7400万ドルだった。
だが、インフレ調整後の興行収入を比較すると、シリーズ第1作の『エピソード4/新たなる希望』が大儲けしている。1977年に封切られた本作は4億6000万ドルを稼ぎ出したが、この額は現在の価値に換算すると約18億ドルに相当する。シリーズだけでなく映画界全体で見ても、素晴らしい数字だ。興行収入としては、これは映画史上2番目の金額である。
歴代興行収入(インフレ調整後) | PrettyFamous
『スター・ウォーズ』シリーズの過去6作品のうち3作品は、歴代興行収入のベスト10に入っている。『フォースの覚醒』も、ここにランクインする可能性は十分にあるだろう。
次は、物語の内容に関する数字だ。「エピソード4~6」のオリジナル3部作では、ダース・ベイダーが指揮するストームトルーパーの軍が主人公たちと戦うが、多くの場合は有り難いことに攻撃に失敗する。とはいっても、時には攻撃が成功し、主人公の仲間が殺されることもある。下のグラフは、ストームトルーパーたちが殺した人数を示している。
ストームトルーパーが殺した人数(作品、場所ごと) | PrettyFamous
最も多くの命が奪われた戦闘は、『エピソード5/帝国の逆襲』における「ホスの戦い」であり、20人が死んでいる。
ただし、シリーズを最も象徴する戦いといえば、ジェダイの騎士たちによるライトセーバーでの決闘だ。
ライトセーバーによる決闘の時間(作品ごと) | PrettyFamous
歳月を経るにしたがって、ライトセーバーによる決闘の回数と時間は増していった。アクション満載のこうした派手なシーンは、いくらあっても足りないとファンたちは思っているようだ。2005年に公開された『エピソード3/シスの復讐』では、ライトセーバーを使ったアクションが11分48秒も楽しめた。
登場人物別に見るとどうだろうか。『スター・ウォーズ』シリーズは登場人物がとても多いが、なかには殺した人数の多さで目立つ者もいる。実は、人気のあるキャラクターの中にも、そういう者はいる。
スター・ウォーズ登場人物の冷酷度ランキング | PrettyFamous
殺した人数が飛び抜けて多いのは、アナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)だ。「エピソード1~6」で合計107人を殺している。それに続くのはオビ=ワン・ケノービ(72人)と、ルーク・スカイウォーカー(33人)。興味深いことに、ハン・ソロの相棒チューバッカもそれなりのダメージを敵に与えていて、17人を殺している。
したがって、あの銀河系で最も冷酷な人物はダース・ベイダーということになる。だが、もう少し掘り下げてみよう。次の質問は「ダース・ベイダーが最も人を殺したのはいつだろうか?」だ。
アナキン・スカイウォーカーの殺害数 vs. ダース・ベイダーの殺害数 | PrettyFamous
殺した数は、若かりし頃のアナキン・スカイウォーカー時代(96人)のほうが、ダース・ベイダー時代(11人)より9倍近く多いのだ。数字で見てみると、『スター・ウォーズ』の世界も違って見える。
<お知らせ(下の画像をクリックすると詳細ページに繋がります)>
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ナタリー・モーリン
『スター・ウォーズ』シリーズ全体で見ると、数字はもっと大きくなる。PrettyFamous(編集部注:当記事の提供元Graphiqの姉妹サイト)は、ムービーパイロット(MoviePilot)やグレースノート(Gracenote)、マティッシュ(Mattish)、そしてYouTubeのデータを使い、このシリーズの興味深い統計をまとめた。遠い昔、はるかかなたの銀河系で起きた出来事を詳しく知ることのできる統計だ。
『スター・ウォーズ』シリーズ興行収入 | PrettyFamous
まだ推定値だが、『フォースの覚醒』の興行収入約6億5000万ドルは、インフレ調整なしだと、これまでに公開された映画を大きく上回る。これまでの最高額は『エピソード1/ファントム・メナス』が1999年に達成した約4億7400万ドルだった。
だが、インフレ調整後の興行収入を比較すると、シリーズ第1作の『エピソード4/新たなる希望』が大儲けしている。1977年に封切られた本作は4億6000万ドルを稼ぎ出したが、この額は現在の価値に換算すると約18億ドルに相当する。シリーズだけでなく映画界全体で見ても、素晴らしい数字だ。興行収入としては、これは映画史上2番目の金額である。
歴代興行収入(インフレ調整後) | PrettyFamous
『スター・ウォーズ』シリーズの過去6作品のうち3作品は、歴代興行収入のベスト10に入っている。『フォースの覚醒』も、ここにランクインする可能性は十分にあるだろう。
次は、物語の内容に関する数字だ。「エピソード4~6」のオリジナル3部作では、ダース・ベイダーが指揮するストームトルーパーの軍が主人公たちと戦うが、多くの場合は有り難いことに攻撃に失敗する。とはいっても、時には攻撃が成功し、主人公の仲間が殺されることもある。下のグラフは、ストームトルーパーたちが殺した人数を示している。
ストームトルーパーが殺した人数(作品、場所ごと) | PrettyFamous
最も多くの命が奪われた戦闘は、『エピソード5/帝国の逆襲』における「ホスの戦い」であり、20人が死んでいる。
ただし、シリーズを最も象徴する戦いといえば、ジェダイの騎士たちによるライトセーバーでの決闘だ。
ライトセーバーによる決闘の時間(作品ごと) | PrettyFamous
歳月を経るにしたがって、ライトセーバーによる決闘の回数と時間は増していった。アクション満載のこうした派手なシーンは、いくらあっても足りないとファンたちは思っているようだ。2005年に公開された『エピソード3/シスの復讐』では、ライトセーバーを使ったアクションが11分48秒も楽しめた。
登場人物別に見るとどうだろうか。『スター・ウォーズ』シリーズは登場人物がとても多いが、なかには殺した人数の多さで目立つ者もいる。実は、人気のあるキャラクターの中にも、そういう者はいる。
スター・ウォーズ登場人物の冷酷度ランキング | PrettyFamous
殺した人数が飛び抜けて多いのは、アナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)だ。「エピソード1~6」で合計107人を殺している。それに続くのはオビ=ワン・ケノービ(72人)と、ルーク・スカイウォーカー(33人)。興味深いことに、ハン・ソロの相棒チューバッカもそれなりのダメージを敵に与えていて、17人を殺している。
したがって、あの銀河系で最も冷酷な人物はダース・ベイダーということになる。だが、もう少し掘り下げてみよう。次の質問は「ダース・ベイダーが最も人を殺したのはいつだろうか?」だ。
アナキン・スカイウォーカーの殺害数 vs. ダース・ベイダーの殺害数 | PrettyFamous
殺した数は、若かりし頃のアナキン・スカイウォーカー時代(96人)のほうが、ダース・ベイダー時代(11人)より9倍近く多いのだ。数字で見てみると、『スター・ウォーズ』の世界も違って見える。
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