ビットコインに興味が出たけど、どこでどうやって手に入れるの? まったく初めての人でも、簡単・安全に購入できるの? 初心者が最初にぶつかる、ビットコインの入手方法にまつわる疑問についてまとめてみた。
現在、日本国内でビットコインを入手する方法はいくつかある。それぞれの具体的な方法と、注意するポイントを簡単に整理する。
・ビットコインの取引所で購入する
・ビットコインのATMで購入する
・人からもらう(ピア・トゥー・ピア)
・ゲームなどで無料で手に入れる
・マイニング(採掘)で報酬として手に入れる
国内のビットコイン取引所
現在、日本にはいくつかの仮想通貨取引所が存在する。銀行から送金して証券口座に預金するように、まずは取引所に自分の口座を開設し、自分のビットコインの口座に日本円を入金することでビットコインを売買できるようになる。これがもっとも一般的で、また簡単なビットコインの入手方法といえるだろう。
売買の価格は、為替と同じようにそのときのレートで決まる。ビットコインは為替と同様に24時間365日値動きしているため、取引所でビットコインを取引するときにも口座に資産があれば基本的にいつでも行うことができる。
取引できる量は、それぞれの取引所によって、また取引所に渡す個人情報の量によって変わってくる。これはマネーロンダリングや不適切な取引を防止するためで、渡す個人情報の量が多ければ取引の自由度も高くなる場合が多い。国内の取引所の多くは現在取引手数料無料で、またレバレッジ取引に対応している。各取引所の提供するサービスなどを比較しながら、自分の希望にあったところを見つけてみよう。また、入手した後のビットコインはすぐに使用するのでなければ自分のハードウェア・ウォレットやペーパー・ウォレットに移すなど、ハッキングのリスクを避けてきちんと自己管理する習慣を身につけておきたい。
【日本の取引所】
・bitFlyer
・J-Bits
・Coincheck
・Zaif
・BTC Box
・BitPoint
・Fisco
・Lemuria
・Kraken
・Quoine
ビットコインATM
現在、ビットコイン売買ができるATMが東京などにいくつか存在する(ビットコインMAP参照)。ATMは5〜8%程度の手数料を取るためビットコインを入手するのにはもっとも高くつくが、取引所で登録などをしなくても気軽にその場でビットコインを手に入れることができる。購入方法も簡単だ。
人からもらう(ピア・トゥー・ピア、Peer to Peer)
ビットコインはSuicaなどの電子マネーと異なり、個人から個人へ簡単に受け渡せるようになっている。もしも身近にビットコインを持っている人がいれば、その人に現金を渡してお互いが納得するレートでビットコインと交換してもらうことができる。また、英語での利用となるが交換したい人同士をマッチングするサービスもある。この場合、事前にスマホのアプリ(ビットコインのウォレット)をダウンロードしておこう。大体のウォレットは無料でダウンロードできる。
ピア・トゥー・ピアで取引をする時には最初にいくらで交換するかを決めること、またビットコインが受信できたかどうかきちんと確認することが大切だ。ビットコインの取引がきちんと完了したかどうかは、ウォレットが取引の直後に表示する「承認」の数が基準となる。原則1つ目の承認を受けたらビットコインは使用できるようになるため、最低でもこの1つ目の承認を受けたか確認しよう。大半のウォレットでは、4〜6つの承認が出たら取引完了とみなす。
ゲームなどで無料でビットコインを手に入れる
現在、プレイすると無料で少額のビットコインがもらえるゲームが実はいくつかある。詳細は下の関連記事から見て欲しいが、サルトビ、ゲーム・オブ・バード、ビットコインエイリアン、タカラなどのゲームで遊びながらビットコインを手に入れてみるのは、初めての方にもハードルが低い入手方法だ。
(関連記事)無料でビットコインが手に入るゲーム
マイニングで報酬として手に入れる
最後に番外編として、初心者の方にはハードルが高くて現実的ではないかもしれないが、「マイニング」という方法をご紹介する。ビットコインは、マイニングと呼ばれるビットコインの送受信を成立させるための確認・記録のための計算作業をもとに成り立っている。この作業を行うと、報酬としてビットコインが入手できる。
この計算には高性能の計算機を利用して莫大な電気を消費するため、現在日本国内でマイニングを行っても採算の見込みはないといわれている。編集部でも以前挑戦してみているので、下記記事を参照してみてほしい。
(関連記事) マイニングに挑戦!
以上、スタンダードなものからちょっとマニアックなものまで、ビットコインを入手する方法をいくつかご紹介してきた。ビットコインは一見ハードルが高くて難しく見えるが、一度入手して、さらにはどこかで使うという体験がもっとも理解が早まる。それぞれのメリット、デメリットを意識しながら最適な入手方法を選んでみてほしい。
※当記事は「コインポータル」からの転載記事です。
コインポータル
現在、日本国内でビットコインを入手する方法はいくつかある。それぞれの具体的な方法と、注意するポイントを簡単に整理する。
・ビットコインの取引所で購入する
・ビットコインのATMで購入する
・人からもらう(ピア・トゥー・ピア)
・ゲームなどで無料で手に入れる
・マイニング(採掘)で報酬として手に入れる
国内のビットコイン取引所
現在、日本にはいくつかの仮想通貨取引所が存在する。銀行から送金して証券口座に預金するように、まずは取引所に自分の口座を開設し、自分のビットコインの口座に日本円を入金することでビットコインを売買できるようになる。これがもっとも一般的で、また簡単なビットコインの入手方法といえるだろう。
売買の価格は、為替と同じようにそのときのレートで決まる。ビットコインは為替と同様に24時間365日値動きしているため、取引所でビットコインを取引するときにも口座に資産があれば基本的にいつでも行うことができる。
取引できる量は、それぞれの取引所によって、また取引所に渡す個人情報の量によって変わってくる。これはマネーロンダリングや不適切な取引を防止するためで、渡す個人情報の量が多ければ取引の自由度も高くなる場合が多い。国内の取引所の多くは現在取引手数料無料で、またレバレッジ取引に対応している。各取引所の提供するサービスなどを比較しながら、自分の希望にあったところを見つけてみよう。また、入手した後のビットコインはすぐに使用するのでなければ自分のハードウェア・ウォレットやペーパー・ウォレットに移すなど、ハッキングのリスクを避けてきちんと自己管理する習慣を身につけておきたい。
【日本の取引所】
・bitFlyer
・J-Bits
・Coincheck
・Zaif
・BTC Box
・BitPoint
・Fisco
・Lemuria
・Kraken
・Quoine
ビットコインATM
現在、ビットコイン売買ができるATMが東京などにいくつか存在する(ビットコインMAP参照)。ATMは5〜8%程度の手数料を取るためビットコインを入手するのにはもっとも高くつくが、取引所で登録などをしなくても気軽にその場でビットコインを手に入れることができる。購入方法も簡単だ。
人からもらう(ピア・トゥー・ピア、Peer to Peer)
ビットコインはSuicaなどの電子マネーと異なり、個人から個人へ簡単に受け渡せるようになっている。もしも身近にビットコインを持っている人がいれば、その人に現金を渡してお互いが納得するレートでビットコインと交換してもらうことができる。また、英語での利用となるが交換したい人同士をマッチングするサービスもある。この場合、事前にスマホのアプリ(ビットコインのウォレット)をダウンロードしておこう。大体のウォレットは無料でダウンロードできる。
ピア・トゥー・ピアで取引をする時には最初にいくらで交換するかを決めること、またビットコインが受信できたかどうかきちんと確認することが大切だ。ビットコインの取引がきちんと完了したかどうかは、ウォレットが取引の直後に表示する「承認」の数が基準となる。原則1つ目の承認を受けたらビットコインは使用できるようになるため、最低でもこの1つ目の承認を受けたか確認しよう。大半のウォレットでは、4〜6つの承認が出たら取引完了とみなす。
ゲームなどで無料でビットコインを手に入れる
現在、プレイすると無料で少額のビットコインがもらえるゲームが実はいくつかある。詳細は下の関連記事から見て欲しいが、サルトビ、ゲーム・オブ・バード、ビットコインエイリアン、タカラなどのゲームで遊びながらビットコインを手に入れてみるのは、初めての方にもハードルが低い入手方法だ。
(関連記事)無料でビットコインが手に入るゲーム
マイニングで報酬として手に入れる
最後に番外編として、初心者の方にはハードルが高くて現実的ではないかもしれないが、「マイニング」という方法をご紹介する。ビットコインは、マイニングと呼ばれるビットコインの送受信を成立させるための確認・記録のための計算作業をもとに成り立っている。この作業を行うと、報酬としてビットコインが入手できる。
この計算には高性能の計算機を利用して莫大な電気を消費するため、現在日本国内でマイニングを行っても採算の見込みはないといわれている。編集部でも以前挑戦してみているので、下記記事を参照してみてほしい。
(関連記事) マイニングに挑戦!
以上、スタンダードなものからちょっとマニアックなものまで、ビットコインを入手する方法をいくつかご紹介してきた。ビットコインは一見ハードルが高くて難しく見えるが、一度入手して、さらにはどこかで使うという体験がもっとも理解が早まる。それぞれのメリット、デメリットを意識しながら最適な入手方法を選んでみてほしい。
※当記事は「コインポータル」からの転載記事です。
コインポータル