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キング・オブ・ポップ「MJ」 85億円稼ぎ今年も世界一の高収入

ニューズウィーク日本版 2017年10月31日 18時50分

<死しても稼ぎ続けるマイケルの年収は驚きの額。2位に倍近くの差を付けた>

米経済メディア「フォーブス」が発表した「世界で最も稼ぐ亡くなったセレブ・ランキング」で、マイケル・ジャクソンが5年連続でトップに輝いた。

報道によると、マイケルは2016年10月~2017年10月で7500万ドル(約85億円)を稼ぎ出した。突然の訃報から8年経った今なお色褪せないコンテンツを送り出す「キング・オブ・ポップ」の偉大さに脱帽だ。

今年のマイケルの収入は、先週放映された米CBSテレビ製作のハロウィーン特番『マイケル・ジャクソンのハロウィーン』と、9月に発売された最新アルバム『スクリーム』の存在が大きかった。なおマイケルは昨年、存命で活躍中の全てのセレブを上回る、8億2500万ドル(約934億円)という巨額の年俸を叩き出した。マイケルの前では、今年8月に発表された「世界で最も稼いだ女優」で首位だったエマ・ストーンの2600万ドル(約29億円)さえ霞んでしまう。

マイケルが圧倒的な強さを誇る同ランキングだが、他のレジェンドたちも負けていない。マイケル以外で上位ランクインを果たした面々を紹介したい。


5位 ボブ・マーリー(2300万ドル)

ジャマイカという第3世界が生んだヒーロー、ボブ・マーリー。平和を愛した「レゲエの神様」の言葉と音楽は多くの人々を魅了し続ける。諸説あるものの死因はガンとされている。1981年5月11日、36歳の若さでこの世を旅立った。

Bob Marley, an international musical and cultural icon https://t.co/5jDi9CxY26 #in pic.twitter.com/U4ch5qJbOk— Javier beBee (@JavierBeBee) 2017年10月20日



4位 エルビス・プレスリー(3500万ドル)

ロックンロールの帝王、エルビス・プレスリー。同ランキングが始まった2001年から首位を独走していたが、ニルヴァーナのボーカルだった故カート・コバーンの妻が所有していいたニルヴァーナの出版権の25%を5000万ドル以上で売却したため、2006年のトップはカート。この年、エルビスは2位に甘んじた。1977年8月16日にエルビス死去のニュースが流れた翌日2000万枚以上のレコードが売れた。享年42。

We're watching 'Tickle Me' for the Starring #Elvis Presley Podcast. Tell us your favorite scenes and songs - we'll share it on the show! pic.twitter.com/WsRiWbYrg6— Graceland (@VisitGraceland) 2017年10月20日





3位 チャールズ・シュルツ(3800万ドル)

ミュージシャンが多く名を連ねる中、スヌーピー、チャーリー・ブラウンなどでおなじみの漫画『ピーナッツ』の生みの親、チャールズ・シュルツがランクイン。米保険最大手メットライフにキャラクター使用を認めているが、この契約は2019年に満了となる見込み。2000年2月12日、カリフォルニア州サンタローザの自宅で77歳で息を引き取ったが、今年10月13日にその家が山火事で全焼してしまった。

2000 | Ünlü çizgi köpek kahraman Snoopy'nin yaratıcısı Charles Monroe Schulz, 77 yaşında hayatını kaybetti pic.twitter.com/OZ1OBWRtQL— TarihteBugünNeOldu? (@tarihte__bugunn) 2017年2月13日




2位 アーノルド・パーマー(4000万ドル)

2016年9月25日に87歳で逝去した伝説のゴルフプレイヤー、アーノルド・パーマー。死後の収入の多くは、彼が昔から好んで飲んでいた紅茶とレモネードを半々で割ったドリンク「アーノルド・パーマー」と、自身の名を冠したアパレルの収入という。

Arnold Daniel Palmer take a picture at MAY18.2016. https://t.co/W6F9F2uo2d pic.twitter.com/zKH3kUe4sj— ShinMatsui (@MatsuiShin) 2016年9月26日




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ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

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