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来年発売の「ハリポタGO」ではどの魔法が使える?

ニューズウィーク日本版 2017年11月10日 15時0分

<「ポケモンGO」の次回作「ハリポタGO」が来年公開されることに。AR(拡張現実)を活用した新作ゲームは再び世界的ブームになるか>

『ハリー・ポッター』シリーズのファンに、良いニュースと悪いニュースがある。

まずは良いニュース。世界中で中毒者を生んだスマホゲーム「ポケモンGO」を開発した米ナイアンティックが、今度はAR(拡張現実)で『ハリー・ポッター』の世界を楽しめるゲームを開発していることを発表した。

悪いニュースは、これでまた仕事が全然手に付かなくなることだ。

ITニュースサイト「テッククランチ」によると、ゲームの正式名称は「Harry Potter: Wizards Unite(ハリー・ポッター:ウィザーズ・ユナイト)」で来年公開の予定。昨年、ナイアンティックがハリー・ポッターのゲームを開発中で、今年2017年にゲームが公開されるという噂が流れたが、この話は否定されていた。

ネット上では「ハリポタGO」と呼ばれている新作ゲームの内容には、まだ不明な部分が多い。しかし「ポケモンGO」よりも、ナイアンティックの別のゲームアプリ「Ingress(イングレス)」に近いと言われている。

「Ingress」では、プレイヤーが位置情報をベースにしたARを活用し、SFストーリーのシナリオに従ってレベルアップしたり、ミッションを遂行したりする。「ハリポタGO」でも同様に、「ハリポタ」シリーズの呪文や魔法生物が登場することが想像できる。

「ハリポタ」ファンは、これまでにも魔法ゲームに熱狂したことがある。2011年に魔法の世界を再現したゲームサイト「Pottermore」が開設された時には、原作者J・K・ローリングの未公開ストーリーを読むために、薬を調合したり魔術を使ったりするややこしいミッションに多くのファンが熱を上げた。

前作「ポケモンGO」を手掛かりにすると、「ハリポタGO」は魔法を使う要素はあるとしても「Pottermore」とはかなり違ったストーリー展開になりそうだ。



■呼び寄せの呪文
人間がこの呪文「アクシオ!」を叫んでも何も起こらないが、「ハリポタGO」ではこの呪文を使うことができるはず。スマホの中で物体が近づいてくるのでは。

■魔法の杖
魔法の杖を回すことで「空中浮遊」の魔術が使えることはわかっている。「ハリポタGO」では何百種類もの呪文が手の動きでかけられるかもしれない。

■魔法生物
魔法生物が日常生活に登場すれば、「ポケモンGO」と同様にユーザーを笑わせてくれる。「ハウスエルフ(屋敷しもべ妖精)」がバスに乗っていたり、「セストラル(翼のある馬)」が空港にやって来たり、「ピグミーパフ(ふわふわの丸い生物)」がバスルームにいたり......。画像をSNSにアップするのが止まらなくなりそう。

■学生寮のクラス分け
「ポケモンGO」はチームで戦った。「ハリポタGO」でも、学生寮のカップ争奪戦があるに違いない。それならば、しっかりクラス分けの儀式(新入生が帽子をかぶると帽子が勝手にクラス名を叫ぶ)もやって欲しい。

■守護霊の呪文
ユーザーが学生寮に入るなら、守護霊は欠かせない。これは高等な魔術なので、レベルが上がったらボーナスとして入手できるかも。

■黄金トリオ
「ハリポタGO」でミッションが与えられるとしたら、指令を出す人物が必要だ。その職務にあるのはハリー・ポッター本人。現在、ハリーは魔法省闇祓い局の局長だ。または魔法相を務めるポッターの親友ハーマイオニーになるかもしれない(もう1人の親友ロンは現在、兄とパーティーグッズの店を経営しているが、ロンもミッションを助けてくれるだろう)




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アナ・メンタ

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