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トランプ、自分のゴルフクラブに入り浸り 4日に1日

ニューズウィーク日本版 2018年8月27日 16時15分

<そんなに暇な仕事なら自分にもできそう>

ドナルド・トランプ米大統領は25日朝、バージニア州スターリングにあるトランプ・ナショナル・ゴルフクラブを訪れた。トランプの大統領在任582日間のうち、自らの名を冠したゴルフクラブに滞在した日数はこれで150日となった。実に在任日数の4分の1に相当する。

ちなみにトランプがゴルフクラブに限らず自らの関係する施設に滞在したのはこれで193日目。在任日数の3分の1だ。

<トランプはゴルフしすぎ、すでに税金11億円以上浪費>

7月下旬、ワシントン・ポストはトランプが実際にコースに出てプレーしたのはこのうち110日程度だと推計した。だがホワイトハウスは大統領のプレーについて公表しないことも多いから、実際のところは分からない。

トランプはかつて、バラク・オバマ前大統領がしょっちゅうゴルフをしていたと批判したが、同じ期間中にオバマがプレーした回数は44回だった。

今のペースが続けば、トランプは今の任期が終わるまでに322回ほどコースに出る計算になる。これはオバマが2期8年の在任中にプレーした回数306回を大きく上回る。

選挙戦で言っていたことと大違い

大統領選挙中にトランプは繰り返し、もし当選したら「ゴルフをしている時間など」なくなるだろうと述べていた。またトランプは、スコットランドのターンベリーやフロリダ州南部に自ら所有するゴルフ場に足を運ぶこともなくなるだろうとも語っていた。

だが7月にもトランプは、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談の合間の週末にターンベリーのゴルフ場を訪れた。そして「できれば」プレーもしたいと述べた。

(翻訳:村井裕美)

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