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タブーな行動だった? トム・クルーズが、キャサリン妃にやんわり「拒絶された」気まずい瞬間

ニューズウィーク日本版 2023年9月8日 17時42分

<トム・クルーズが「紳士的」にエスコートしようとするのを、キャサリン妃がやんわり拒否する瞬間を捉えた過去の動画に再び注目が>

60歳を超えた今も、甘いマスクと激しいアクションで大人気のハリウッドスター、トム・クルーズだが、SNSでは最近、彼がかつて英キャサリン妃を相手に「気まずい」思いをした瞬間の動画が改めて注目を浴びている。これは2022年にロンドンで開催された映画のプレミアイベントでの一コマ。ここで2人が取った行動の「意図」については、当時からファンたちの間でさまざまな意見が交わされていた。

■【動画】エスコートしようとするトム・クルーズを、キャサリン妃がやんわり拒否した場面

キャサリンとクルーズは2022年、エリザベス女王の即位70周年を祝ってウィンザー城で開催された馬術ショーや、ロンドンで開催されたテニスのウィンブルドン選手権などのイベントの場で、何度も顔を合わせる機会があった。

だが2人がやり取りを交わす姿が唯一目撃されたのは、ロンドンのレスター・スクエアで開催されたクルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』のプレミアイベントの時だった。

キャサリンは夫のウィリアム王子と共に主賓としてイベントに出席。フランスのデザイナー、ローラン・ムレのモノトーンのドレスを着こなし、鮮烈な印象を残した。

ウィリアムとキャサリンは、クルーズをはじめとする同映画の俳優陣と共にレッドカーペットを歩いた。そうした中で当時最も大きな話題になったのが、階段をのぼる際にクルーズがキャサリンに対して取った行動だった。

「バッグの持ち手を変えた」キャサリンの行動

TikTokユーザーのcatherinegulgaparが9月4日に投稿した当時の動画には、キャサリンと挨拶を交わした後、階段をのぼる際にクルーズが彼女の手を取ってエスコートする様子が映っている。

キャサリンも最初はこれに応じて最初の踊り場までは階段をのぼったものの、その次の階段はクルーズの手を借りずにひとりでのぼった。ファンは、最初の階段をのぼり終わった後にキャサリンがクラッチバッグの持ち手を変えたことに注目。クルーズに再びエスコートされるのを避けるためだったのではないかと指摘する者もいた。

「キャサリン妃に心を奪われたトム・クルーズ」という言葉が添えられたこの動画は、これまでに12万回以上視聴され、6000件以上の「いいね」がつき、数多くのコメントが寄せられている。コメントの多くは、クルーズがキャサリンの手を取ったことに関するものだった。

あるユーザーは「キャサリンには誰だって心を奪われる」と投稿。別の人物は「彼(クルーズ)にとっては気まずい瞬間だっただろうが、紳士的であろうとしただけだ」と書き込み、さらにこう続けた。「私もトム・クルーズには触られたくないけど!」

過去には故ダイアナ元妃との交流も

2022年5月のイベントの夜については当時、ケンジントン宮殿からコメントはなく、クルーズもその後のインタビューで語ることはなかった。

一部のソーシャルメディアユーザーからは、英王室メンバーの手を取ることはタブーだという意見が出ている。だが実際には、この種の物理的な接触について、正式なルールは存在しない。

キャサリンとクルーズは、このプレミアイベントの2カ月後にテニスのウィンブルドン選手権で再び顔を合わせ、女子シングルス決勝のエレナ・リバキナ(カザフスタン)とオンス・ジャバー(チュニジア)の試合を観戦した。

クルーズはハリウッド俳優としての長いキャリアの中で、何度も英王室メンバーとの交流を持ってきた。1997年には、当時妻だったニコール・キッドマンと共に、故ダイアナ元妃の葬儀に招かれている。クルーズとキッドマンは1992年、ロンドンで開催された映画『遥かなる大地へ』のプレミアイベントでダイアナと会い、その時の様子が写真に残されている。


ジェームズ・クロフォード=スミス

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