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「完成品を見た瞬間...」 愛する歌手の顔を「タトゥー」で彫った女性、悲しすぎる出来ばえに絶句

ニューズウィーク日本版 2023年10月15日 7時10分

<タトゥーアーティストに注文したのは、彼女が愛するデヴィッド・ボウイの図柄だったが、完成品を見た瞬間の感想は「うそでしょ!」>

デヴィッド・ボウイのファンの女性が、足に入っているボウイの顔のタトゥーをネットで公開したところ、実物とは「あまりに違いすぎる」と話題になっている。「デヴィッド・ボウイのアルバム『アラジン・セイン』のジャケットの稲妻と目を依頼した」と言う彼女だが、完成品を見た瞬間の感想は「うそでしょ!」だったという。

■【写真】見た瞬間「うそでしょ!」女性が絶句した「愛するデヴィッド・ボウイ」の失敗タトゥー

実際のデザインとは明らかに異なるタトゥーの写真を見た人々からは、「申し訳ないけど大笑いした」というコメントや、ボウイの楽曲「スペイス・オディティ」の歌詞をもじって「管制塔からトム少佐へ。アートが永久レベルで間違っている状況だ」といったコメントが寄せられた。

タトゥーの稲妻はやや中心からずれていて、サイズも大きい。ボウイの目は離れていて、左右で色が異なっている。

このタトゥーを入れた女性アリナ・チョードリーは、「私は(タトゥー)アーティストに、ボウイはジョージ・アンダーウッドとの喧嘩で片目の瞳孔が開いていると説明した。ボウイは(目の色が左右で異なる)虹彩異色症ではなかった」と本誌に語った。

こんな出来栄えになってしまった理由は明らか

チョードリーは、10年前にこのタトゥーを入れたときのことをこう振り返った。「足首だったため、彫られている間は見ていなかった。出来上がったものを見て『うそでしょ!』って」

ただ、頼んだものと違うタトゥーになった理由は、彼女も分かっている。「タトゥーを入れている間中、彼はその夜にパーティーで大騒ぎをした話をしていた。まったく寝ていなかったはず。直してもらおうとしたところで、さらにひどくなるだけだから、意味がないと思った」

「皮肉なことに、このタトゥーの前に、同じアーティストは最高のタトゥーを入れてくれた。でも、このタトゥーの後には、別のアーティストを見つけることにした」

ただチョードリーは、このボウイのタトゥーにネガティブな感情は抱いておらず、良い面さえあると思っているという。「10年も経てば、もうそんなに気にならない。別の人に直してもらおうと思ったこともあるけど、それを見せたときの人々の恐怖の表情が見られるから、ひどいタトゥーがあるのも楽しい」

簡単には消すことができないタトゥーだが、ネットでは「失敗作」がたびたび披露される。昨年には、ある男性が入れた「オオカミのデザイン」のタトゥーがネットで公開され、「現実とは思えないほどひどい」と話題になった。



アリス・ギブス

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