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キャサリン妃の「ツイード」、メーガン妃の「テーラードコート」...2人のプリンセスに学ぶ「秋ファッション」14選

ニューズウィーク日本版 2023年10月22日 10時0分

<ツイードやニットを好むキャサリン妃と薄手のテーラードコートが好きなメーガン妃。2人の義理の姉妹のファッションから何を取り入れる?>

軽やかな夏のドレスやリネンから温かなニット、アースカラーや重ね着というようにワードローブが変わる季節。キャサリン妃とメーガン妃も季節ごとにファッションを変化させており、秋は王室女性のファッションを魅せる機会にもなっている。

    

キャサリン妃がツイードやニットを好む一方、メーガン妃は薄手のテーラードコートを好むなど、ファッションに対する鋭い感覚を共有する義理の姉妹の華やかな秋ファッションを本誌がピックアップし、紹介する。

メーガン妃──季節の変わり目に「Hugo Boss」と「& Other Stories」

Sarnia-shutterstock

2018年にイギリス王室入りした際、メーガン妃が公務でみせたその現代的なファッションセンスに称賛が集まった。

その年の10月、自身の称号「サセックス公爵夫人」の由来となっているサセックスに初訪問した際には、緑の「Hugo Boss」のレザースカートに「& Other Stories」の柔らかなブラウスを合わせた。

キャサリン妃──「アーデム」のツイード

POOL New-REUTERS

    

2017年10月、ヴィクトリア&アルバート博物館の写真ギャラリーのオープニングに出席した際にお気に入りのデザイナー「アーデム(Erdem)」のツイードドレスを着用したキャサリン妃。

青紫と紫のチェック柄のツイードドレスはアシンメトリーなネックラインにアメジスト風の石にパールが施されたボタンのアクセントがポイント。

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キャサリン妃──結婚式に「アレキサンダー・マックイーン」

POOL New-REUTERS

    

王室の結婚式は秋に行われることは少なく、伝統的に春に行われている。しかし、2018年10月にヨーク公アンドルー王子とセーラ元妃(セーラ・ファーガソン)の次女ユージェニー王女の結婚式が行われている。

その際にキャサリン妃は、サラ・バートン率いる「アレキサンダー・マックイーン」の濃いラズベリーピンクのアンサンブルドレスを披露。

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メーガン妃──「マーティン・グラント」のトレンチコート

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2018年10月、イギリス王室メンバーの一員として初の海外公務は南半球、南太平洋諸島へ訪問したメーガン妃。

オーストラリア・シドニー到着時に着用していたのは、オーストラリアのブランド「カレン・ジー(Karen Gee)」のクラシックな白いデイドレスに同じく地元オーストラリアのデザイナーの「マーティン・グラント(Martin Grant)」の薄手のテーラードトレンチコートを重ね着した。

後にこの時の写真は、2022年公開のNetflixドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の宣伝でも使用されている。

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メーガン妃──「カレン・ウォーカー」のトレンチコート 

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初の海外公務となった南半球ツアーでは、もう1着のトレンチコートを披露。この「カレン・ウォーカー(Karen Walker)」の格子柄のコートには最小限のアクセサリーに後ろに髪をシンプルにまとめて、ヘンリー王子とともに国立戦争記念碑の無名の戦士の墓に花をささげた。

キャサリン妃──シックな「ジグソー」

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キャサリン妃は青色のコートやドレス、アクセサリーを好むことが知られているが、秋の季節の変化に合わせて、茶色などのアースカラーもよく選んでいる。

2019年10月にロンドン自然史博物館を訪れた際には、結婚前に勤務していたブランド「ジグソー(Jigsaw)」のフォレストグリーンのクロップドパンツを着用。それにワインレッドの「ウエアハウス(Warehouse)」のブラウスとマホガニー色のシャネルのキルティングバッグを合わせた。

メーガン妃──大胆な「HUGO BOSS」

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2019年10月、メーガン妃は若手リーダーを育成する「One Young World」に参加。ウィンザー城で行われたメンバーとのディスカッションの際にはHUGO BOSSのレザースカートと柔らかなジャージ素材のトップスを着用した。

メーガン妃──「セントーラー」のラップコート

Toby Melville-REUTERS

    

Meghan Markle looked just stunning wearing a camel-colored @Sentaler coat on her way into church this morning: pic.twitter.com/2LWLIlwN7j— Meghan Markle Style (@marklestyle) December 25, 2017

メーガン妃の偏愛ファッションの1つがオーバーサイズのキャメルコート。結婚前から「マックスマーラ(Max Mara)」などのブランドを中心に似たデザインのコートを複数所有している。

2019年10月に行われた「ウェルチャイルド・アワーズ(WellChild Awards)」では、緑色のミディドレスの上に「セントーラー(Sentaler) 」のワイドカラーのラップコートを着用。その2年前の2017年12月、当時婚約者としてインタビューを受けた際にも着用されたもので、王室ファンにはお馴染みのコートであった。

メーガン妃──NYで華やかな「アルマーニ」

levradin-shutterstock

    

2020年に王室を離脱してアメリカに移住してからは公の場に出ることが減った夫妻。しかし、2021年9月にニューヨークを訪問した際には、メーガン妃は濃いネイビーブルーで重ね着ファッションを披露。「ジョルジオ アルマーニ」の裏地付きコートにハイネックブラウス、ワイドレッグパンツを合わせた。

キャサリン妃──格子柄「Zara」ワンピース

POOL New-REUTERS

    

大胆な柄が好きなことで知られる故エリザベス女王とアン王女ほどではないものの、キャサリン妃も柄物の衣装を所有している。

2018年秋、ロンドンのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンを訪れた際には、格子柄のワンピースを着用。これは手頃な価格帯で知られる「Zara」のもので、腕とネックラインを覆うデザインは寒さが訪れるロンドンにぴったり。

キャサリン妃──黄色の「カレン・ミレン」

Peter Nicholls-REUTERS

    

色とりどりのエレガントな仕立てのドレスを持っていることが知られるキャサリン妃だが、2022年10月は「カレンミレン (Karen Millen)」のクラシックなワンピースを選択。ベルトとプリーツが特徴的な黄色のドレスは秋らしい装いに。

キャサリン妃──ヴィンテージのツイード「シャネル」

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キャサリン妃は公の場ではいつもイギリスのファッションブランドの衣装を着用しているが、数少ない例外がある。

その中の1つは2022年10月に初めて着用したシャネルのブークレーツイードのヴィンテージジャケット。このジャケットに紺色のワイドパンツを合わせた。このツイードジャケットは同年12月のボストン訪問時にも再び着用している。

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メーガン妃──「キャロライナ・ヘレラ」のシャツドレス

Piroschka Van DeWouw-REUTERS

    

メーガン妃の直近の公の場に出たのは2023年9月にドイツ・デュッセルドルフで行われた2023年の「インヴィクタス・ゲーム」。

ヘンリー王子とともにバレーボールの試合を観戦した際に着用したのはお気に入りデザイナー「キャロライナ・ヘレラ(Carolina Herrera)」のクラシックな青いシャツドレスだった。

メーガン妃はハイブランドからお手頃価格のブランドまで、複数のシャツドレスを所有していることが知られている。

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キャサリン妃──ニットベスト「セフィン」

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2023年秋、キャサリン妃はグレーのニットのベストと白いシャツでウクライナ支援の公務に出席。ニットベストを公の場で着用したのはこれが初めてだった。

デーヴィッド・キャメロン元首相の妻でファッションデザイナーのサマンサ・キャメロンがディレクションする「セフィン(CEFINN)」のベストにパリジェンヌに大人気のブランド「セザンヌ(Sézane)」のパンツを合わせたキャサリン妃。

かつて柔らかなワンピースを好んでいたが、「シニアロイヤル」としてよりフォーマルかつ整然としたファッションスタイルに進化している。

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