<あれほど嫌って去ったイギリスの伝統をこれ見よがしになぜアメリカに持ち込むのか?...SNSでは批判と擁護の声が>
11月8日、カリフォルニア州サンディエゴで行われたアメリカ海軍「ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)財団」が開設したフィットネス施設「ウォリアー・フィットネス・プログラム(Warrior Fitness Program)」の開幕式に出席したヘンリー王子とメーガン妃。
しかし、その際にメーガン妃が退役軍人を称えるために赤いポピーの花のブローチをつけていたことが、ネット上で論争になっている。
ヘンリー王子とメーガン妃はともに黒い服装で参加したが、2人とも黒いジャケットに鮮やかなポピーの花のブローチをつけていた。
Prince Harry and Meghan Markle the Duke and Duchess of Sussex are currently downtown meeting with Navy Seals promoting mental health for warriors at the new Navy Seal Foundation facility. @fox5sandiego pic.twitter.com/DyFliVe054— Jaime Chambers (@jaimechambers) November 9, 2023
ポピーは世界中の多くの国で戦没者の追悼記念式典や休戦記念日などの際に身につけられ、戦争で亡くなった人々に敬意を表する花とされている。
イギリスでは戦没者を偲んで11月に行われる「リメンバランス・サンデー」に向けて、王族だけでなく一般市民も慰霊碑に献花し、11月はポピーを身につける伝統がある。
アメリカでも一部の人々がポピーのブローチを身につけることはあるものの、5月に行われる「メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)」の頃だけである。
それも2017年に退役軍人の組織の1つである「アメリカ在郷軍人会」が議会の支持を得てメモリアルデー直前の金曜日を「全米ポピーの日」として、戦没者と退役軍人を称えてポピーを身に着けるように呼びかけ、ブローチが販売されるようになったという経緯がある。
したがってアメリカではイギリスほどには伝統的ではなく、さらに5月のメモリアルデーでもない11月にポピーのブローチをつけることの意味について、SNS上で論争が起きたのだ。
ヘンリー王子がイギリス陸軍時代にアフガニスタンに2度派兵されているため、メーガン妃自身が「退役軍人の妻」である。そのため重要な公務として、イギリス王室時代にはポピーをつけて「リメンバランス・デー」に出席していたメーガン妃。
■【写真】イギリス王室時代にポピーをつけて2回だけ出席した「リメンバランス・サンデー」でのメーガン妃 を見る
あるX(旧ツイッター)のユーザーは、メーガン妃がポピーのブローチを着用して無用に注目を集めたことについて次のように非難している。
「ポピーは5月のメモリアルデーに身につけるものと思ってましたが、私が間違っていますか? 彼女は[親族やマスコミとの訴訟での]裁判所には出廷しないのに、またしても何の縁もないイベントに出て、その最前列で注目を浴びようとしています。神様、どうにかしてください」
I didn't think poppies are worn on Veterans Day in the US, but are worn on Memorial Day in May? Am I wrong? ... & instead of attending court, here's 'that one' yet again claiming front & centre stage at an event that has absolutely nothing to do with her. God give me strength. pic.twitter.com/ZtWquGWmGY— Lady B of Belsize (Official)(@LadyBofBelsize) November 9, 2023
メーガン妃が身につけていたポピーのブローチは英国在郷軍人会のものではなかったにもかかわらず、別のユーザーも次のような書き込みをしている。
「英国在郷軍人会のポピーを身につけて、バカみたい」
「アメリカの退役軍人を称えるとか言いながら、なぜイギリスのポピーのブローチを身に着けているのか?」
これに対してメーガン妃を擁護する次のような声もあった。
「イギリス軍に10年従軍した退役軍人の妻として思うに、メーガン・マークルは好きなだけポピーを身に着ければいいと思う。彼女は夫と一緒に団体をサポートしている。本当に有害なのは、従軍経験もないのに軍服を単なるコスチュームとして着る人たちです」
As the wife of a British veteran, who served for 10 yrs, Meghan Markle can wear as many poppies as she wants. She's supporting her husband & the community. What really is offensive, is when those who've never served, use military uniforms as costumes. pic.twitter.com/aldy7TXNkX— Julieth (@troubleshade) November 9, 2023
ポピーを身に着けて退役軍人への敬意を示す姿勢や、ポピーをファッションの1つとして誰もが取り入れてもいいのではないかという声も見られるなど、非難ばかりではなかったようだ。
2018年11月「リメンバランス・サンデー」
Simon Dawson-REUTERS
「プラダ」のスーツとスカートにイギリスの帽子ブランド「スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)」のベレー帽、そして赤いケシのコサージュを付けた。
2019年11月「リメンバランス・サンデー」
TobyMelville-REUTERS
「ステラ・マッカートニー」のコートにイギリスの帽子ブランド「スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)」のハット、そして赤いケシのコサージュを付けた。
11月8日、カリフォルニア州サンディエゴで行われたアメリカ海軍「ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)財団」が開設したフィットネス施設「ウォリアー・フィットネス・プログラム(Warrior Fitness Program)」の開幕式に出席したヘンリー王子とメーガン妃。
しかし、その際にメーガン妃が退役軍人を称えるために赤いポピーの花のブローチをつけていたことが、ネット上で論争になっている。
ヘンリー王子とメーガン妃はともに黒い服装で参加したが、2人とも黒いジャケットに鮮やかなポピーの花のブローチをつけていた。
Prince Harry and Meghan Markle the Duke and Duchess of Sussex are currently downtown meeting with Navy Seals promoting mental health for warriors at the new Navy Seal Foundation facility. @fox5sandiego pic.twitter.com/DyFliVe054— Jaime Chambers (@jaimechambers) November 9, 2023
ポピーは世界中の多くの国で戦没者の追悼記念式典や休戦記念日などの際に身につけられ、戦争で亡くなった人々に敬意を表する花とされている。
イギリスでは戦没者を偲んで11月に行われる「リメンバランス・サンデー」に向けて、王族だけでなく一般市民も慰霊碑に献花し、11月はポピーを身につける伝統がある。
アメリカでも一部の人々がポピーのブローチを身につけることはあるものの、5月に行われる「メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)」の頃だけである。
それも2017年に退役軍人の組織の1つである「アメリカ在郷軍人会」が議会の支持を得てメモリアルデー直前の金曜日を「全米ポピーの日」として、戦没者と退役軍人を称えてポピーを身に着けるように呼びかけ、ブローチが販売されるようになったという経緯がある。
したがってアメリカではイギリスほどには伝統的ではなく、さらに5月のメモリアルデーでもない11月にポピーのブローチをつけることの意味について、SNS上で論争が起きたのだ。
ヘンリー王子がイギリス陸軍時代にアフガニスタンに2度派兵されているため、メーガン妃自身が「退役軍人の妻」である。そのため重要な公務として、イギリス王室時代にはポピーをつけて「リメンバランス・デー」に出席していたメーガン妃。
■【写真】イギリス王室時代にポピーをつけて2回だけ出席した「リメンバランス・サンデー」でのメーガン妃 を見る
あるX(旧ツイッター)のユーザーは、メーガン妃がポピーのブローチを着用して無用に注目を集めたことについて次のように非難している。
「ポピーは5月のメモリアルデーに身につけるものと思ってましたが、私が間違っていますか? 彼女は[親族やマスコミとの訴訟での]裁判所には出廷しないのに、またしても何の縁もないイベントに出て、その最前列で注目を浴びようとしています。神様、どうにかしてください」
I didn't think poppies are worn on Veterans Day in the US, but are worn on Memorial Day in May? Am I wrong? ... & instead of attending court, here's 'that one' yet again claiming front & centre stage at an event that has absolutely nothing to do with her. God give me strength. pic.twitter.com/ZtWquGWmGY— Lady B of Belsize (Official)(@LadyBofBelsize) November 9, 2023
メーガン妃が身につけていたポピーのブローチは英国在郷軍人会のものではなかったにもかかわらず、別のユーザーも次のような書き込みをしている。
「英国在郷軍人会のポピーを身につけて、バカみたい」
「アメリカの退役軍人を称えるとか言いながら、なぜイギリスのポピーのブローチを身に着けているのか?」
これに対してメーガン妃を擁護する次のような声もあった。
「イギリス軍に10年従軍した退役軍人の妻として思うに、メーガン・マークルは好きなだけポピーを身に着ければいいと思う。彼女は夫と一緒に団体をサポートしている。本当に有害なのは、従軍経験もないのに軍服を単なるコスチュームとして着る人たちです」
As the wife of a British veteran, who served for 10 yrs, Meghan Markle can wear as many poppies as she wants. She's supporting her husband & the community. What really is offensive, is when those who've never served, use military uniforms as costumes. pic.twitter.com/aldy7TXNkX— Julieth (@troubleshade) November 9, 2023
ポピーを身に着けて退役軍人への敬意を示す姿勢や、ポピーをファッションの1つとして誰もが取り入れてもいいのではないかという声も見られるなど、非難ばかりではなかったようだ。
2018年11月「リメンバランス・サンデー」
Simon Dawson-REUTERS
「プラダ」のスーツとスカートにイギリスの帽子ブランド「スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)」のベレー帽、そして赤いケシのコサージュを付けた。
2019年11月「リメンバランス・サンデー」
TobyMelville-REUTERS
「ステラ・マッカートニー」のコートにイギリスの帽子ブランド「スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)」のハット、そして赤いケシのコサージュを付けた。