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大統領夫人すら霞ませてしまう、オランダ・マキシマ王妃の「ファッショニスタ」ぶり

ニューズウィーク日本版 2023年12月9日 8時30分

<レディ・ガガやビヨンセが有名顧客である「イリス ヴァン ヘルぺン」のドレス。着こなすのは至難の業と言われるが...>

オランダのマキシマ王妃は、世界で最もファッショナブルな王族の一人。エレガントでクラッシックながらも大胆な色使いとカットの衣装を堂々と着こなす姿は常に注目を集めている。

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オランダ人デザイナーであるイリス・ヴァン・ヘルペン(Iris van Herpen)の特別回顧展「Sculpting the Senses」がパリ装飾美術館で11月29日より始まり、そのオープニングにオランダのマキシマ王妃が主賓として招待された。

そこで注目されたのが、王妃が着用していたまさにイリス・ヴァン・ヘルペンのデザインによるドレスであった。というのも「イリス ヴァン ヘルぺン」は未来を想起させるような先進的なデザインで、普通は着こなすことは難しいとされるからだ。

それもそのはず、有名顧客はレディ・ガガやビヨンセといったアーティストで、コンサートツアーで着用されている衣装でもあるからだ。

今回、マキシマ王妃は光沢のある生地が波状になったスカートにシースルー素材のボディ部分には精工な刺繍が施された、エレガントかつゴージャスなドレスを着用してオープニングに出席。

王妃は普段からシースルー素材の衣装を好んで着用しているが、実は2021年の50歳の誕生日を迎えた際の音楽祭でも「イリス ヴァン ヘルぺン」のシースルードレスを披露している。

ただし、今回はいつもはフランスマダムの貫禄と華がある、ブリジット・マクロン仏大統領夫人を霞ませるほどの圧巻で、主役の座を奪い過ぎで可哀そう...という声も。

■【写真】霞んでしまった、ブリジット・マクロン仏大統領夫人 を見る

その「ファッショニスタぶり」は時に物議を醸すこともあるマキシマ王妃だが、当のご本人は持ち前の明るさと笑顔でどこ吹く風のご様子。今後もそのファッションセンスで世間を楽しませてくれることは間違いない。

天皇皇后両陛下とも家族ぐるみのマキシマ王妃一家

2006年、ベアトリクス女王(当時)に招待された皇太子一家(当時)。愛子さまとカタリナ=アマリア王女は幼馴染み。カタリナ=アマリア王女は将来、オランダ女王に Michael Kooren-REUTERS



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