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運動するほど「脳の機能」が高まる...仕事と人生を絶好調にしてくれる「習慣」とは?

ニューズウィーク日本版 2023年12月16日 15時45分

<1億円を稼ぐ人には常識の「お金に対する考え方」から、「動くこと」で得られる価値まで...人生を豊かにするヒントをくれる4冊>

毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません......。そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。)

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老後貯金がなくてとても心配だという人に

『誰でもできるけど、みんな気づいていない!
 1億円稼いでいる人は何をしているのか?』
 著者:新井一
 出版社:総合法令出版
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日本人の給料は20年ほど前から上がっていません。最近では物価高の影響で賃金の上昇率を物価の上昇率が上回るという逆転現象も起きています。この状況では誰もがお金について心配をしますが、これはストック思考の悪い考え。考えをフロー思考にすれば、お金の心配が希望に変わります。

本書はまず貯蓄を増やそうと考えるのでなく、小さくてもいいのでお金の流れをたくさん増やす考えを提案します。一文無しからスタートして、何十兆円もの資産を持っている世界中のお金持ちに、貯蓄を増やそうと考える人は一人もいません。お金の流れを増やそうとしたから億万長者になれたのです。本書を読めば、誰もが今日からお金の心配がなくなります。ぜひご覧ください!
(総合法令出版 編集担当 宇治川裕)

人類の暮らしを激変させた発明に潜む控えめな数式の物語

『東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式』
 著者:冨島佑允
 出版社:朝日新聞出版
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「数式」と聞いただけで拒否反応が起きる、受験数学の苦い思い出は忘れたいという方にも、ぜひお薦めしたい本書。やさしい数学本で定評のある著者ならではの楽しい語り口で、もはや日常の話題となっているAIや自動運転車、太陽光発電、宇宙事業から、行動経済学やアートの世界まで、数式の活躍ぶりに、わくわくしながらふれることができます。慎ましやかな数式に愛おしさすら感じて、「中高時代の数学が何の役に立つのか」もいまさら実感。

文系・理系と線引きしない感覚は、きっと暮らしもアイデアも豊かにしてくれるはず。本書で食わず嫌いを解消してみてください。受験数学に苦しむ中高生にも、全力で推します!
(朝日新聞出版 書籍編集部 森 鈴香)

「対話」が組織とリーダーをつくる!

『シェアド・リーダーシップ入門』
 著者:最上雄太
 出版社:国際文献社
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私たちはいつも「会話」をしています。でも、それは「対話」となっているのでしょうか。

「対話」が重要!とはよく聞きますが、組織にもそこまで重要なものなのでしょうか。

本書の答えはイエス(重要)です。ただし、組織では、皆が「対話」できる状態にまでもっていくことこそが大変......

社会の変化で、リーダーに求められる役割も対話型のマネジメントへとシフトしてきています。本書はそのような時代に、リーダー育成に取り組みたいと考える人たち向けの、リーダーシップを深く考えるための本です。シェアド・リーダーシップという新しいリーダーシップの考え方を詳しく解説し、育成のモデルも紹介しています。
(国際文献社 編集部/販売部)

「動くこと」は仕事の価値に直結する!

『運動脳の鍛え方』
 著者:茂木健一郎
 出版社:リベラル社
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日本人の3人に1人以上が運動不足の状態だって、知っていますか? 脳科学者の茂木健一郎さんは、「このまま運動不足の生活を送り続けると、脳はどんどん退化していく」と警鐘を鳴らします。茂木さんは小学校の頃から続けているランニングが、ストレスのない絶好調な日常を可能にしているといいます。

でも、「そんなの、無理!」と考える人もいるはずです。本書では、「たとえ運動が嫌いでも、たとえ続かなくても、運動を再定義して脳を活性化できる」という方法を初公開します! 「モーニングルーティン」や「ピボット集中法」など、自分ができるところから取り入れてみてください。

出会いを力に変えて活動の幅を広げるなど、AIの時代で人間にしかできない「動くこと」が多角的に紹介されている本書。「自分の仕事が社会でどのような価値を創り出せるのか」にヒントをくれる一冊です。
(リベラル社 編集部 伊藤光恵)

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flier編集部

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