<自身の恋愛をイジった司会者のジョークにニコリともせず。ゴールデングローブ賞授賞式での出来事に、テイラーのファンからは「笑えない」「何が面白いのか分からない」と批判殺到>
人気歌手テイラー・スウィフトが、1月7日に米ビバリーヒルズで開催されたゴールデングローブ賞授賞式で司会者から自身の恋愛をイジられてイラっとする瞬間がカメラに捉えられ、「人を殺しそうな視線」と話題になっている。
【動画】「人を殺しそうな視線」と話題に...自身の恋愛をネタにした司会者を睨むテイラー・スウィフト
昨年全米を席巻したコンサート「エラズ・ツアー」の模様を収録したコンサート映画『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』が、新設されたシネマティック・アンド・ボックスオフィス・アチーブメント賞(興行成績賞)にノミネートされたテイラーは、キラキラ輝くグリーンのドレスに身を包み、スターオーラ全開で登場。
司会のジョー・コイがさっそく、ハリウッドセレブたちに囲まれて映画とドラマの祭典に君臨したテイラーをネタにジョークを飛ばした。しかし、ニコリともしないテイラーにジョーは即座に「すみません」と気まずそうに謝罪して大ひんしゅくを買い、ネットが炎上する騒ぎとなった。
「笑えない」「何が面白いのか分からない」とテイラーファン
テイラーは昨年9月にNFLカンザスシティ・チーフスの人気選手トラビス・ケルシーとの熱愛が発覚し、毎試合応援に駆けつける姿が話題となった。ジョーはそんなテイラーをネタに、「ゴールデングローブ賞授賞式とNFLの大きな違いは、ここではテイラーが画面に映る機会が少ないこと。ほかにも取り上げることがたくさんあるからね」と発言。
NFLが試合中継そっちのけでテイラーの姿をカメラが追うフィーバーぶりをいじったものだが、本人は全く笑えなかったようで、ジョーを睨みつけるように冷淡な表情を浮かべて唇を噛み、シャンパングラスを口に運ぶテイラーのアップが映し出された。
「もし私のジョークにこんな反応されたら、高い場所から身を投げるわ」との声が上がるほど、表情が怖いとネットは騒然。英人気テレビ司会者のピアーズ・モーガが、「もし、テイラー・スウィフトが死の視線で実際に人を殺すことができるなら、ジョー・コイは今頃亡くなっているだろう」とX(旧ツイッター)に投稿して話題を呼んだ。
テイラーのファンからは「笑えない」「何が面白いのか分からない」と批判が殺到し、狼狽して即座に謝罪したジョーは負けだと書き込むユーザーもいた。
また、2年前のアカデミー賞授賞式でプレゼンテーターを務めたクリス・ロックのジョークに激高したウィル・スミスがステージに乱入して平手打ちした事件を思い起こした視聴者もおり、「男性は行動で反応することができるが、女性は過剰反応することしかできない」とのコメントもある。
一方で、授賞式のわずか10日前に起用が決まったジョーに同情の声もある。「友好的なジョークも受け入れられないのね。彼はコメディアンよ。エッジの効いたジョークですらないのに」と擁護するユーザーもおり、賛否を呼んでいる。
ジョークにイラついたテイラーだが、ライバル『バービー』の名前が呼ばれて自身の作品が受賞を逃した瞬間は、真っ先に立ち上がって祝福。しかし、直後に席を離れたことで再びネットは騒然となり、「テイラー帰った? 受賞逃したし、ショーはつまらないし、司会は最悪だし、もうここに用はないってことね」「ジョーのジョークに怒って帰った」とファンをざわつかせた。
ちなみに、ジョーはこの日のほとんどのジョークが「つまらない」と大不評で、翌朝に出演したテレビ番組で「申し訳なく思う」と述べ、「テイラーのジョークは良くなかった」と反省する姿が見られた。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
千歳香奈子
人気歌手テイラー・スウィフトが、1月7日に米ビバリーヒルズで開催されたゴールデングローブ賞授賞式で司会者から自身の恋愛をイジられてイラっとする瞬間がカメラに捉えられ、「人を殺しそうな視線」と話題になっている。
【動画】「人を殺しそうな視線」と話題に...自身の恋愛をネタにした司会者を睨むテイラー・スウィフト
昨年全米を席巻したコンサート「エラズ・ツアー」の模様を収録したコンサート映画『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』が、新設されたシネマティック・アンド・ボックスオフィス・アチーブメント賞(興行成績賞)にノミネートされたテイラーは、キラキラ輝くグリーンのドレスに身を包み、スターオーラ全開で登場。
司会のジョー・コイがさっそく、ハリウッドセレブたちに囲まれて映画とドラマの祭典に君臨したテイラーをネタにジョークを飛ばした。しかし、ニコリともしないテイラーにジョーは即座に「すみません」と気まずそうに謝罪して大ひんしゅくを買い、ネットが炎上する騒ぎとなった。
「笑えない」「何が面白いのか分からない」とテイラーファン
テイラーは昨年9月にNFLカンザスシティ・チーフスの人気選手トラビス・ケルシーとの熱愛が発覚し、毎試合応援に駆けつける姿が話題となった。ジョーはそんなテイラーをネタに、「ゴールデングローブ賞授賞式とNFLの大きな違いは、ここではテイラーが画面に映る機会が少ないこと。ほかにも取り上げることがたくさんあるからね」と発言。
NFLが試合中継そっちのけでテイラーの姿をカメラが追うフィーバーぶりをいじったものだが、本人は全く笑えなかったようで、ジョーを睨みつけるように冷淡な表情を浮かべて唇を噛み、シャンパングラスを口に運ぶテイラーのアップが映し出された。
「もし私のジョークにこんな反応されたら、高い場所から身を投げるわ」との声が上がるほど、表情が怖いとネットは騒然。英人気テレビ司会者のピアーズ・モーガが、「もし、テイラー・スウィフトが死の視線で実際に人を殺すことができるなら、ジョー・コイは今頃亡くなっているだろう」とX(旧ツイッター)に投稿して話題を呼んだ。
テイラーのファンからは「笑えない」「何が面白いのか分からない」と批判が殺到し、狼狽して即座に謝罪したジョーは負けだと書き込むユーザーもいた。
また、2年前のアカデミー賞授賞式でプレゼンテーターを務めたクリス・ロックのジョークに激高したウィル・スミスがステージに乱入して平手打ちした事件を思い起こした視聴者もおり、「男性は行動で反応することができるが、女性は過剰反応することしかできない」とのコメントもある。
一方で、授賞式のわずか10日前に起用が決まったジョーに同情の声もある。「友好的なジョークも受け入れられないのね。彼はコメディアンよ。エッジの効いたジョークですらないのに」と擁護するユーザーもおり、賛否を呼んでいる。
ジョークにイラついたテイラーだが、ライバル『バービー』の名前が呼ばれて自身の作品が受賞を逃した瞬間は、真っ先に立ち上がって祝福。しかし、直後に席を離れたことで再びネットは騒然となり、「テイラー帰った? 受賞逃したし、ショーはつまらないし、司会は最悪だし、もうここに用はないってことね」「ジョーのジョークに怒って帰った」とファンをざわつかせた。
ちなみに、ジョーはこの日のほとんどのジョークが「つまらない」と大不評で、翌朝に出演したテレビ番組で「申し訳なく思う」と述べ、「テイラーのジョークは良くなかった」と反省する姿が見られた。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
千歳香奈子