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メーガン妃の主張と全然ちがう...見るだけで笑顔になる、キャサリン妃の愛情あふれる「ハグ」映像に注目が

ニューズウィーク日本版 2024年1月21日 13時0分

<王室離脱後にメーガン妃がキャサリン妃とのエピソードで語っていた「イギリス人はハグを嫌がる」という意見とは全く違う姿が>

イギリスのキャサリン皇太子妃が公務中に見せた、愛情あふれる仕草をまとめた新しい動画に注目が集まっている。その姿は、英王室を離脱した後のメーガン妃が語っていた「ハグを嫌がる」という主張とは相容れないものだ。

■【動画】なぜメーガン妃はあんなことを言った? キャサリン皇太子妃の本当の姿が見える「ハグ」映像

プライベートの場で愛情を示すための行為ハグに対するイギリス人の考えについて、サセックス侯爵夫人メーガン妃がそう語ったのは、ネットフリックスで2022年に配信されたドキュメンタリーシリーズ番組『ハリー&メーガン』のなかでのことだ。メーガン妃は、ヘンリー王子と交際中に、のちに義理の姉となるキャサリン妃と初めて会ったときを振り返って、こう語っている。

「ウィルとケイト(当時のウイリアム王子とキャサリン妃)に初めて会ったのは、うちに夕食に来たときだった。私は破れたジーンズを履いていて、裸足だった」とメーガン妃は語っている。「私はハグが大好きで、いつもハグをする。ハグを嫌がるイギリス人が多いなんて、気がついていなかった」

同番組でメーガン妃はさらに、王室メンバーが公の場で見せる堅苦しい態度が、プライベートの場面にも持ち込まれることを知って驚いたと語っている。ウィリアム王子とキャサリン妃の映像が流れるなか、メーガン妃はこう話す。

「外で見せる儀礼が中にも持ち込まれるということを、私はすぐに理解するようになった。背を向けてはいけない存在のことや、ドアを閉めてからようやく、『ああ、やっとリラックスできるようになった』となることも。でも、儀礼は外にも中にも存在していて、私にはそれが驚きだった」

皇太子妃が満面の笑みでハグをした男性

TikTokユーザーの「@brunettecatherine」が1月10日に投稿した動画は、メーガン妃がネットフリックスの番組でインタビューに応じる映像から始まる。それに続いて、キャサリン妃が公務中にさまざまな人をハグする映像が次々と流される。この動画は、これまでに19万3000回以上も再生されている。

キャサリン妃が一般の人々をハグする映像のひとつに、ウィリアム王子とともに、イギリス南西部コーンウォールを公務で訪れたときのものがある。キャサリン妃は、集まった人々の中から1人の男性を選び、満面の笑みでハグをしている。この男性は実は、キャサリン妃が幼いころに通っていた学校の先生だった。

「ハロー! すぐにわかりました」。キャサリン妃がその男性をハグしたあと、そう声をかける様子がとらえられている。「信じられません。もうずいぶん前ですよね。教室も何もかも覚えています」

ほかにも、キャサリン妃が2018年にロンドンの英国王立産婦人科医協会を訪問した際に、助産師をハグしている映像もある。この映像では、医療関係者たちに面会したキャサリン妃が、助産師のジャクリーン・ダンクリー=ベントに挨拶をする様子がとらえられている。キャサリン妃がジョージ王子とシャーロット王女を出産したときの担当医療チームにいた助産師だ。

「キャサリン妃は優しさと思いやりに満ちあふれている」

このTikTok動画には、1万1000以上の「いいね」と、200件以上のコメントが寄せられている。コメントの多くは、「あらゆる意味においてクイーンだ」「キャサリン妃は、優しさと思いやりに満ちあふれている」など、キャサリン妃自身、そして彼女の一般市民とのやりとりを称賛するものだ。

キャサリン妃とメーガン妃の間柄が世間の注目をいっそう浴びるようになったのは、2020年にメーガン妃がヘンリー王子とともに王室を離脱し、アメリカに移住してからだ。

ヘンリー王子とメーガン妃はそれ以降、多くのメディア番組などに出演したり、インタビューに応じたりしている。そのひとつが、2人の王室メンバーとしての体験、ならびにほかのメンバーとの関係を取り上げた、ネットフリックスの『ハリー&メーガン』だった。

キャサリン妃は、同番組内で言及された自分自身の話について、公式な対応は一切していない。こうした姿勢は、バッキンガム宮殿の首尾一貫した「ノーコメント」ポリシーと同様だ。
(翻訳:ガリレオ)



ジェームズ・クロフォード=スミス

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